「第6回 淀川体験学習【魚とワンドのお話】」(2008/06/05)
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例年、大阪府立水生生物センターと共同事業の「水生生物採集・飼育体験学習会(淀川体験学習)」を
実施しておりましたが、6回目を迎えて初めて淀川点野ワンドでの稚魚採集が中止となりました。
連日の雨による河川の増水により危険と判断して稚魚採取を中止としました。
代替案として水生生物センター内でのイベントを計画していましたが、午後になり雨が強くなったので
急遽、こちらから小学校へ出向いて「魚とワンドのお話」をすることとなりました。

予定外の連続でしたが、次世代の担い手である子どもたちに、水辺の生き物と水辺環境に興味と関心を
持ってもらうという本来の目的は変わりません。

ここでは当日の様子を紹介いたします。

<文章&撮影:新城>
 
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<第6回 淀川体験学習【魚とワンドのお話】>
 
淀川体験学習【魚とワンドのお話】1 淀川体験学習【魚とワンドのお話】2
 
当日、朝の淀川の様子。石積みの左側、濁っているのが淀川本流、右側が点野ワンド。
本流側は、ゴミもたくさん漂着していました。増水して川に入れるような状況ではありません。
 
淀川体験学習【魚とワンドのお話】3 淀川体験学習【魚とワンドのお話】4
 
稚魚採集中止の場合、水生生物センターを児童が訪問する形で、@水生生物センターがワンドにて採集した稚魚を
センター内の12号池に放流、A魚とワンドのお話、Bタッチプールで遊ぶ、C当会作成の図鑑を配布して魚の知識を深める。
という計画で午前中の準備を進めていました。
 
淀川体験学習【魚とワンドのお話】5 淀川体験学習【魚とワンドのお話】6
 
今年整備が完了した、水生生物センター内の12号池。
 
淀川体験学習【魚とワンドのお話】7 淀川体験学習【魚とワンドのお話】8
 
水生生物センター職員の手により、タッチプールには大型のコイやフナも泳がせて準備万端・・・。
しかし、午後になり雨が強く降ってきました。
小学校より、雨の為、訪問できないので学校へ14:10までに来て欲しい旨の連絡がありました。
あと、30分しかない・・・そこからスタッフは大慌てで対応に走りました。

車二台で、小学校へ到着。生徒は既に研修室で待ってますとのこと。
水生生物センターの研究員さんのプロジェクター準備が完了するまで、まずは、当会会長が手作り図鑑を
配布して、地元に住む魚についての説明で時間をつなぎました。
 
淀川体験学習【魚とワンドのお話】9 淀川体験学習【魚とワンドのお話】10
 
プロジェクターの準備が出来たところで、いよいよプログラムのスタート。
まずは、子ども達の代表者から挨拶をいただきました。
 
淀川体験学習【魚とワンドのお話】11 淀川体験学習【魚とワンドのお話】12
 
いよいよ「魚とワンドのお話」がはじまります。
天然記念物のイタセンパラやアユモドキの話からナマズのヒゲの話まで
淀川の魚の話がどんどん進みます。当会が配布したお魚図鑑と見比べる児童も居ました。
 
淀川体験学習【魚とワンドのお話】13 淀川体験学習【魚とワンドのお話】14
 
ワンドの成り立ちの話から、ウオーターレタスなどがワンドを覆い尽くす話へ。
最後は、特定外来生物の話となりました。
 
淀川体験学習【魚とワンドのお話】15 淀川体験学習【魚とワンドのお話】16
 
お話が終わったところで休憩。
廊下には、みんなに見てもらうために連れて来た魚やザリガニが置いてあり、休憩時間中、児童が群がります。
早速、見てもらうために魚の入った袋を回覧しました。
 
淀川体験学習【魚とワンドのお話】17 淀川体験学習【魚とワンドのお話】18
 
スタッフが子どもの質問に答えながら、次々と魚の袋を手渡しします。
児童は、配布した図鑑などの資料を片手ににぎやかに魚を観察していました。
 
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直接、淀川で採集できれば良かったのですが、今日はこれで精一杯です。
 
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男の子には、アメリカザリガニが人気あったようです。
オスとメスの見分け方は判ったかな?
 
淀川体験学習【魚とワンドのお話】25 淀川体験学習【魚とワンドのお話】26
 
最後に、子ども達の代表者からお礼の言葉をいただきました。
本日のイベントはこれにて終了です。

今後の活動は、例年どうりとは行かないと思いますが関係者と調整の上で、進めていく予定です。
 


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