<展示会風景:平成15年7月19日〜21日> |
平成15年7月19日(土)〜21日(月)午前10時〜午後8時(最終日は午後5時閉展) 寝屋川市立ふれあいプラザ香里(京阪香里園駅前)にて水生生物展示会「水に生きる仲間たち展」が開催されました。 入場無料で、第一幕は初めての試み「海辺の生き物の展示会」でした。 20日(日)午後2時〜3時にかけて、鍋島靖信氏(大阪府立水産試験場第1研究室長)の講演会も実現できました。 その展示の様子を一部ご紹介いたします。 |
「水に生きる仲間たち展」と題し、水辺の生き物を通して、私達の住む地球環境に大切な 働きを持っている”水”に関心を集めることを目的に、今回は二部構成で水生生物展示を開催しました。 今回、ご紹介するのは、第一部「−海、そのへりに住む生き物たち−」(海水の生物展)です。 水の象徴として青い地球を掲示しました。 |
平成15年7月13日に実施した、「磯の生き物の採集&観察会」
での様子を写真で展示しました。 実際にどのような所に生き物が生息していたのかを実感していただけたと思います。 |
各水槽の前には、生き物の名前カードを掲示し、また面白い生態などがあれば文章の説明も付けるようにしました。 採集場所の写真なども合わせて見て頂くことで、少しでも理解が深まったのではないかと思います。 |
会場の全景とは言えませんが、メインの展示はこのような状態でした。 机の上はゴチャゴチャして綺麗とは言えませんが・・・思いつく限りの事は全てやったつもりでいます。(^^; 素人の展示会なのでこれはご愛嬌ですね。 |
当会のスタッフが、女の子に海草の説明をしているところです。 お客さんのペースや興味に合わせて説明できることがこのような展示会の利点だと思います。 説明することによりお客さんの知識も深まりますが、我々の知識も更に深まりレベルアップできます。 |
この中にはタッチングプールをイメージしてヤドカリを中心に展示していました。 初めてヤドカリを見る子供は、ヤドカリが怖いのかなかなか手を出しませんでしたが、 スタップが手に乗せて見せると安心して触るような子供も居ました。 今回の会場には手洗い場も常備されていましたので、このような試みも実現できました。 |
最終日になると、希望者にはヤドカリの飼い方のパンフレットと共に生体を配布しました。 ヤドカリ飼育は、夏休み中の良い経験になったと思います。 |
夏休み期間中でしたから、大人に混じり子供の来場者も熱心に観察していました。 夏休みの宿題に役立ったかどうかは分かりませんけど・・・・。 |
小さな顕微鏡も準備して来客者に利用して頂きました。 貝殻などの綺麗な模様を見たり、海草の表面を観察したりと子供は夢中で覗き込んでいました。 |
トゲがいっぱい生えているムラサキウニとバフンウニを展示していましたが、 その前に展示していた丸い物体に注目が集まりました。 寿司屋さんでウニは食べても、ウニの殻は通常目にしませんから子供だけでなく 大人にとっても珍しい物であったと思います。<写真・文:新城> 展示会風景2へ |