第5回 水辺に親しむ会_2月例会


TOPへ

H13年2月10日(土)大阪府立淡水魚試験場での例会内容です。

 
<講座:淡水魚の繁殖生態について>
 
<ビデオ鑑賞>
富山県氷見市の教育委員会が作成した天然記念物イタセンパラのビデオを見ました。
イタセンパラは、日本では淀川水系と、濃尾平野、富山平野の3個所にしか生息していません。
日本固有種なので世界でもこの3個所だけに生息していることになります。
なぜこの3個所にしか存在しないのかは謎のままです。
ビデオを見た限りでは、生き残ってる水系は護岸が土でイシガイなどの産卵床がたくさんある川に限られているようです。 タナゴ類は春に産卵する種類が多いのですが、イタセンパラは秋に産卵する特徴を持っています。

私たちはイタセンパラの住む淀川左岸で生活をしていますので、氷見市と同様に
希少種となったイタセンパラがこれからも住める環境を維持する為の努力をしていく必要があると感じました。
 
ビデオ鑑賞の後、上原研究員、平松研究員による解説と魚の繁殖についての講座がありました。
専門的な話も含まれていたので分からない人も多かったかもしれませんね。
 

 
<意見交換会>
 
・平成12年度活動について
・今後の会の運営について
・平成13年度活動について
 
午後からは参加者全員にて上記の内容で意見交換をしました。
各市から複数の世話人の選出がありました。
この中で、ホームページを立ち上げる案も了承され、Web管理人として新城が選任されました。
また、私の提出した活動テーマ(案)も紹介され、他の会員の意見も踏まえた上で、来月の世話人会議にて
平成13年度の活動指針を決定することになりました。


TOPへ
活動テーマ(案)

ご意見、ご感想は Web管理人までお願いします。

[PR]動画