<平成18年8月10日:農業用水路を利用した環境調査> |
平成18年8月10日(木)午前9時50分〜午後1時30分にかけて
農業用水路を利用した環境調査が実施されました。
この事業は、昨年8月に寝屋川市流域の農業用水路各所において実施した
小学生による環境調査の第二回目となります。 この事業の目的は、地元の小学生が農業用水路の調査を行い、身近な水辺として親しんでもらうとともに、 農業用施設を大切にする心を培ってもらうというものです。寝屋川市内の農業用水路4箇所が対象になっています。 当会には、大阪府中部農と緑の総合事務所 地域政策室長様より協力依頼があり、 当会と協力関係のある木屋小学校へ2名のスタッフが参加しました。当会スタッフも昨年に引き続きの参加となりました。 当日の参加児童数は10名(男子6名、女子4名)と校長先生以下学校関係者、 大阪府職員、寝屋川市職員の参加がありにぎやかな行事となりました。 当日、農業用水路で採集された水生生物は、アメリカザリガニ約30尾、モツゴ15尾、 オオクチバス2尾,カダヤシ1尾、タイリクバラタナゴ1尾、ドジョウ1尾、 フナ5尾、イシガイ7個、マシジミ4個、ヒメタニシ3個、アメンボ8匹、ツチガエル5匹。水草はマツモのみ。 (イシガイ、ヒメタニシは採集個体以外に多数目視にて確認) 普段何気なく用水路の脇を通っているかもしれませんが、こんなにも生き物が居るとは 思わなかったと思います。 <撮影/文章:湯川/新城> |
<農業用水路を利用した環境調査> |
街中を流れる何処にでもあるような用水路が調査対象です。 まずは、スタッフから本日の調査に関する説明を受けます。 |
まずは、用水路を流れる水をバケツにすくい、水温計で水温を計測しました。 |
わいわいと賑やかに調査が始まりました。 10人の児童を3班に分けて調査を実施します。 |
農業用水路で採集した水生生物の説明を当会スタッフが担当しました。 生き物は、子どもたちの興味を引き付けます。 |
陽射が強いので建物の影に入って、アメリカザリガニや魚、貝についての説明が続きます。 |
水生生物説明が一段落すると、道路上の温度を計測しました。 水路を流れる水の温度どどれくらいの違いがあったのでしょうか? |
続いては、打ち水の効果を確認します。さて、何度温度が下がったのでしょう? 学校に戻り、結果をみんなでまとめて本日の調査は終了です。 暑い中、児童の皆さん、スタッフの皆さん、ご苦労さまでした。 |