平成19年9月23日、淀川体験学習で御世話になっている木屋小学校校長先生の「海を渡る蝶・アサギマダラ」
への関心が発端となり、当会役員との話の中で自然観察会の実施に結びついたものです。 午前9時半に、府立山田池公園(枚方市)に集合したのは、木屋小学校エコクラブ児童6名、先生2名と 当会会員5名及び家族1名の合計14名で自然観察会を実施しました。 当日の例会の様子を一部、御紹介いたします。<文章・撮影:新城> |
<木屋小学校エコクラブ自然観察会> |
いつもは魚採り用のタモ網を持っているのですが、今日は昆虫採集用の補虫網を手に集合しました。 挨拶の後、注意事項等のお話をして早速、山田池公園をぐるりと一周する観察コースを歩きます。 |
スタート地点の花にはイチモンジセセリが居ました。草むらにはカマキリやキイロスズメバチの姿もありました。 歩きながらウラギンシジミ、ホシミスジ、コミスジ・・・とネットイン。ショウリョウバッタ、ヒシバッタなども確認。 |
山田池公園と言われるとおり、山田池があるのでトンボの仲間もたくさん生息しています。 ノシメトンボかと思えば、コノシメトンボだったりしました。でも、思っていた程の捕獲数はありませんでした。 |
梅花園では、ツマグロヒョウモンが多数乱舞していました。 ヒメアカタテハの姿もチラホラと確認。 |
女の子グループが何やらネットイン。 何が採れたのかな? |
ベニシジミやムラサキシジミの可愛い姿も確認できました。 子ども達には、個体が小さかったので、あまり注目されなかったかもしれませんが・・・。 |
池のほとりでは、ナツアカネがたくさん採れました。 アキアカネの姿は見れず。 |
コンコンという木を突く音が聞こえたので、見上げるとコゲラの姿も確認することができました。 お弁当を食べて、集合場所まで戻ると午後2時となり解散となりました。 久しぶりに昆虫採集を楽しむことができた楽しい一日でした。 当日の確認種のうちチョウの仲間とトンボの仲間を挙げると以下のようになりました。 【チョウの仲間】 アゲハチョウ、モンシロチョウ、ムラサキシジミ、ヒメアカタテハ、キアゲハ、モンキチョウ、 ウラナミシジミ、ツマグロヒョウモン、アオスジアゲハ、ウラギンシジミ、ホシミスジ、イチモンジセセリ、 クロアゲハ、ヤマトシジミ、コミスジ、ヒメウラナミジャノメ、キチョウ、ベニシジミ、コムラサキの計19種。 【トンボの仲間】 ナツアカネ、リスアカネ、ウスバキトンボ、ギンヤンマ、アジアイトトンボ、マユタテアカネ、 コノシメトンボ、ウチワヤンマ、アオモンイトトンボの計9種。 |