寝屋川市環境政策課主催のメダカ調査が平成17年6月4日(土)に実施されました。 当会の会長が昨年に引き続き講師を務めましたので、その様子を紹介いたします。 当日の午後から同じ場所で、行政の許可が下りましたのでミズアオイの移植準備の下調べも行いました。 <文章:新城、撮影:仲島> |
<寝屋川メダカ調査> |
打上川治水緑地は洪水時に一時的に水を溜める機能を持っている緑地公園です。 水の流れが無く、当日はアオコが一面に広がるような状態になっていました。 |
事前にモンドリを仕掛けていましたが、入ったのはモツゴ数匹と寂しい状況でした。 普段は大量に入るのですが、アオコの影響で水質が悪くなっていたのかもしれません。 |
陸地で投網投げの即席講習会も実施しました。 |
池でも投網を打ちましたが、フナ、モツゴ、メダカを確認したのみです。 成果もかんばしくなかったので寝屋川本流の方へ移動しました。 |
本流では、オイカワ、フナ、メダカ、ドジョウ、ザリガニ、モクズガニなどを採集しました。 |
熟年者も子どももタモ網を持てば同じですね。 一生懸命魚採りをしました。 |
最後に、採れた魚などの説明です。 アクリルケースに対象魚を入れて説明します。 |
当日の参加者には、市役所から「メダカと親しむ水辺づくり」「メダカ調査表」「元気バッチ」 「ごみっこポイ」「エコスポンジ」が配布されました。 |
今年もたくさんのメダカを見ることができました。 最後に、記念撮影をして今回のメダカ調査は終了です。 |
<ミズアオイ移植準備> |
昨年、環境省レッドリストで絶滅危惧U類、大阪府絶滅危惧T類に指定されているミズアオイ科の 水生植物ミズアオイが寝屋川市内の水路で自生していることを発見しました。 水生生物センターの指導を得て、移植の計画をしておりましたが、行政からの許可が下りましたので メダカ調査終了後に当会スタッフが準備作業を行いました。 |
許可を得たヨシ原の一部を刈り取り、ヨシの根を掘り起こします。 |
当日は陽射も強くかなりの重労働となりました。 ヨシの根の強さにも参りました。 |
事前調査として植え込みの区画を確保しましたが 具体的な植え込み方法と時期は水生生物センターの指導を得て実施します。 |