<展示会風景:平成19年7月14日〜16日> |
平成19年7月14日(土)〜16日(月)午前10時〜午後8時(最終日は午後5時閉展) 寝屋川市立ふれあいプラザ香里(京阪香里園駅前)にて水生生物展示会「身近な水辺の水族園」が開催されました。 台風4号の接近で、暴風雨警報が発令されれば会場が閉鎖される恐れもありましたが、無事に開催できました。 期間中の入館者数は下記のとおり。 7月14日(雨):153人、7月15日(曇りのち晴):257人、7月16日(晴のち曇り時々雨):169人(17時まで) ・・・・合計579人となりました。 初日は、台風の影響で雨と風が強く入館者数は伸びませんでしたが、総数は昨年度の実績(589人)と同様の 入館者数となりました。台風という悪条件を考えると、この水生生物展示会も地域に根付いてきたものと思います。 今回もたくさんの子どもたちに身近な生き物を見て・触って・感じてもらい、喜んでいただけたものと考えます。 スタッフの皆さんご苦労さまでした。 展示の様子を一部、ご紹介いたします。<文章・撮影:新城> |
<身近な水辺の水族園> |
会場となる寝屋川市立ふれあいプラザ香里の入り口には案内板を設置。 会場入り口の水槽では、カムルチーが入館者をお出迎え。 |
壁には例年と同様に活動の様子や、身近な水辺で見る事ができる魚の紹介をパネル展示。 |
クサガメとミシシッピアカミミガメの赤ちゃんガメには人気が集中しました。 |
小さな子どもたちはカメ&アメリカザリガニ水槽に釘付け状態です。 |
カメは、クサガメ、イシガメ、ミシシッピアカミミガメを展示しました。 |
アメリカザリガニの手書き解説パネルも用意しましたが、実物の魅力には勝てませんでした。 カメ水槽の横にはミズアオイの花(大阪府絶滅危惧T類 環境省絶滅危惧類U類)も咲いています。 |
こちらは、南アメリカ原産のホテイアオイの花。花は美しいのですが、問題の多い外来種です。 会場の一角では、小さな子ども達の為に協賛団体が実施した、絵本の読み聞かせと紙芝居も人気でした。 |
60cm水槽には、コイ、フナ、コウライモロコ、タモロコ、カネヒラ、タイリクバラタナゴなどが泳ぎます。 |
スタッフは、いろいろなエピソードを交えて魚の説明、カメやアメリカザリガニの説明をします。 |
壁面には、大きなコイの写真、手前の机には例会で採集した魚のホルマリン標本を展示。 オオクチバスなどは外来生物法が施行された為、生きている魚の展示許可が下りないので、 写真や標本での展示しかできなくなりました。 |
当会の山本副会長(沖縄在住)撮影の特別写真展を併設し、やんばるの川に生息する魚たちを紹介しました。 |
意外と人気?と言うか、インパクトがあったのが、このヒモのようなもの・・・・ハリガネムシでした。 二枚貝や巻貝などの標本も直接触ってもらえる展示をしました。 |
小さな魚の代名詞である「メダカ」の卵から孵ったばかりの仔魚も展示しました。もちろん親魚の展示もありました。 |
こちらは、メダカなどの小魚は餌になってしまうタウナギ(外来種)とナマズです。 |
魚などの生体展示だけでなく、タモ網、大手ダモ、モンドリ、投網、胴長、キンラン(採卵用具)などの採集道具も展示 |
展示は子どもの目線を大切にして低い位置にも水槽を設置しました。 大人はしゃがむことになりますが、この形式は維持したいと考えます。 |
子ども達が来ると、途端ににぎやかな雰囲気となります。 |
小さな女の子の手のひらに、小さなカメ。初めてカメを触った感覚はどうだったのかな? |
過去の会報誌等も自由に取ってもらう形をとりました。また、コイ写真の隣には、簡単なお魚クイズなども掲示。 |
最終日の閉展は17時。間際まで見学者が訪れました。片付け中に、来所された親子さんには申し訳なかったです。 翌日以降も、「展示会もう終わったの?」という来館者の声もあったようです。また、来年よろしくお願いします。 |