TOPへ H14年4月13日(土)に、淀川左岸幹線水路の生物採集と観察を実施しました。 当日の例会内容の概要です。 本調査は、行政など関係機関に連絡を取って用水ポンプ場の停止措置を講じております。 通常は流量が多く流速も相当早いので、採集は出来ません!! |
<調査概要> |
<実施日> |
1回目:1999年11月7日 2回目:2000年10月14日 3回目:2001年10月13日 4回目:2002年4月13日 今回の調査は4回目となりますが、春に行う調査は初めてでした。 |
<調査・観察会の目的> |
会員の自主活動が、より充実したものとなるよう、基本的な調査方法を学び、 身近な水生生物の名前を覚えたり、測定方法、データの取り扱いを実習する。 |
<結果> |
採集魚種:オイカワ、フナ、ニゴイ、コイ、モツゴ、タイリクバラタナゴ、
ハス、シロヒレタビラ、コウライモロコを確認しました。 他に、貝類、水草の報告がありました。詳細は次号会報の報告を参照してください。 |
フナやコイの鰓蓋内部に大きなヒルが寄生しているのを確認しました。 秋には居なかったもので、どうやら水温が低い時に寄生し温度が高くなれば離れるようです。 秋とは違い、水草はまだ繁茂しておらず、魚も秋に比べるとぐんと少ない状態でした。 |
<調査風景> |
副会長さんが投網を打つ雄姿です。 投網も慣れれば簡単に打てるようになりますので、例会などの機会に皆さん練習しましょう。 この時の網でオイカワやハスが採集できました。 |
ミドリガメはこんなに大きく育ちます! ミシシッピアカミミガメを採集しました。 飼えなくなって捨てられる個体が多いので、クサガメよりもミドリガメを見る機会が増えました。 無責任な飼育はやめましょうね。 |
立派なコイが数本上がりました。 彼らもまた放流によって増えています。 水辺全体を考えると大きくなるコイなどを放流するのは良いことでは無いと 考えますが難しい問題ですよね。 |
左からマルタニシ、イシガイ、トンガリササノハガイ、マツカサガイ。 トンガリササノハガイ、マツカサガイは滅多に採れません。 |
計測の様子です。 採集した魚の体長などデータを記録して残します。 |
この小さな生き物は、「ミズムシ」です。 陸上で見られるダンゴムシに似てますね。 比較的汚い水に住む生物です。 |
上の貝は、シジミガイです。 下の貝は、カワヒバリガイという中国から来た外来種です。 カワヒバリガイはいろいろと問題を含んでいます。 |