平成16年11月2日(火) 水生生物センターにて、「ワンド生まれの稚魚放流準備」を実施しました。 春に採集した稚魚も当会スタッフの世話で大きく育ち、いよいよ採集した児童たちの手によって淀川へ戻る日が近づきました。 水生生物センターの職員と当会スタッフによる稚魚放流の準備と飼育池の清掃を行いましたので 当日の様子を一部、御紹介いたします。<撮影:湯川、文章:新城> 平成16年度「ワンド生まれの稚魚観察会」に関して、 寝屋川市教育委員会より寝屋川市社会教育活動振興補助金を受けています。 |
<ワンド生まれの稚魚放流準備> |
飼育池の魚を曳き網利用して捕獲します。 小魚中心なので完全に捕獲することは難しく、一回、二回と曳き網を引きました。 |
採れた魚は丁寧にバケツに入れます。 最後に飼育池の水を抜き出し掃除をしました。この水抜き作業時に小魚をたくさん掬うことができました。 |
フナやモツゴはかなり立派になっていました。 モツゴは、春に採集した稚魚が成熟し、飼育池内で産卵し繁殖したようでモツゴの稚魚も採集されました。 飼育期間中にも、池の周囲にはアオサギなど水鳥が魚を狙っている姿が目立ちました。 飼育池の水面には水鳥の羽も落ちています。我々の飼育していた魚も相当数、水鳥の餌になったものと思われます。 |