平成16年10月17日 水生生物センターにて、「ワンド生まれの稚魚観察会」が実施されました。 淀川左岸幹線水路での水生生物調査と同時に開催したので、調査の様子も一部見学していただけました。 当日の様子を一部、御紹介いたします。<文章・撮影:新城> 平成16年度「ワンド生まれの稚魚観察会」に関して、 寝屋川市教育委員会より寝屋川市社会教育活動振興補助金を受けています。 |
<ワンド生まれの稚魚観察会> |
受付では稚魚水槽1本を展示し、会報なども配布できるようにしました。 展示した魚は、地元の小学5年生が6月3日に淀川のワンドで採集した稚魚が大きくなったものです。 |
おばあちゃんやお父さんと一緒に魚の成長を見に来てくれました。 |
「どんなサカナがいるかな?」という資料を片手にサカナの名前当てをします。 分からないことや質問があれば、当会スタッフがフォローして説明をしました。 |
熱心に見入る兄弟や、地元中学生の姿もありました。 |
観察用の水槽は2本でしたが、子ども達はたくさんの種類の魚がいることに驚いていました。 |
プレゼント用の「サカナカード」と資料として配布した「どんなサカナがいるかな?」です。 |
当会の若手スタッフが子ども達の前で、観察ケースを片手にカダヤシの特徴とメダカの違いを説明しています。 子ども達の前で説明することで、開催者である我々スタッフもいろいろと学ぶ事ができました。 |
展示した魚は、地元の小学5年生が6月3日に淀川のワンドで採集した稚魚が成長したものです。 当初は1cmほどでしたが、10月中旬になると立派に成長していました。 6月、子供達にとっては同じように見えた稚魚でも、実は、いろいろな種類の稚魚が居たということを 知り驚かれたことだと思います。多様性という難しい言葉の意味までは知らずとも ワンドにはたくさんの魚が棲んでいるということを知ってもらえれば幸いです。 当事業をサポートしていただいた大阪府食とみどりの総合技術センター水生生物センター(旧淡水魚試験場)の関係者の皆様に感謝申し上げます。 |