大阪府食とみどりの総合技術センター水生生物センターを校外学習の場所に選び
訪問する小・中学校が数多くあります。 水生生物センターの研究員が詳しい説明をされますが児童数が多い場合など、きめ細かな対応は難しいのが現状です。 そこで、当会の熟年チーム(副会長がリーダー)を中心に水生生物センターのガイドサポートを 引受けるように試行をしております。 ここではその活動をご紹介いたします。 【対象】木屋小学校2年生 約100人 【日時】5月28日(火) 【場所】大阪府食とみどりの総合技術センター水生生物センター 【学習内容】 1.水辺の生物を観察し、その多様性に気づく。 2.自然や環境の大切さに気づく。 <文章:古田/新城、撮影:湯川> |
<校外学習サポート> |
水生生物センターの入口付近に集合して見学に関しての説明を受けています。 |
本日の指導員は上原研究員です。 水草が繁茂するコンクリート池に生き物を見つけて子ども達の声があがります。 |
お馴染みのニシキゴイに混じって、ソウギョやアオウオ、チョウザメなども泳いでいます。 大きな魚に子ども達は興味深々です。 |
室内の展示水槽の見学です。淀川でみられる魚が常設展示されています。 子ども達にとっては身近な水族館です。 |
屋外には生態を観察できるように大きな水槽が並んでいます。 天然記念物のイタセンパラ、野生では殆ど見られなくなったニッポンバラタナゴなどを 見ることができます。 |
<会報第6号より> |
小学校の校外授業の一環として水生生物センターの見学学習が行われ、当会は水生生物センターの
ガイドサポーターとして参加しました。まず5月16日に点野小学校、5月20日に北小学校、
5月28日に木屋小学校の順にそれぞれ2年生3クラス(100余名)が訪れました。 各校学童とも非常に興味深く楽しそうに見学していましたが、特に屋内展示水槽のイタセンパラ、 オオクチバス、それに鯉の剥製、淡水真珠に関心があり、屋外観察ではメダカに関心が高く、 緋鯉の給餌実習は大変人気がありました。 また、アメンボ、ヤゴ、イトトンボ、タニシ等をめざとく見付けると2、3人の輪ができ、 手にとって賑やかに観察する様子もうかがえました。この様な行動が子ども達にとっては大切な ことで、色々な疑問や発見を積み重ねることにより知識の向上に繋がっていくものと思います。 私達もサポーターとして子ども達の疑問点や様々な質問に的確に答えられるように努力する事が 大切と考えています。各校におかれましても、この様な校外学習を是非採り入れていただきますように お願い致します。 <文章:古田> |