子ども達が自分の身近な自然にふれることによって、地域の自然や環境の大切さに気づくことが できるようにと、水辺に親しむ会による、ザリガニ釣り大会と、水生生物センターの見学を実施しました。 【対象】北小学校2年生 123人 【日時】5月20日(火)午前8:45〜午前11:00 【場所】大阪府食とみどりの総合技術センター水生生物センター 【学習内容】 1.水辺の生物を観察し、その多様性に気づく。 2.水辺の生物を飼育し、その生態を知る。 3.自然や環境の大切さに気づく。 <文章:堀先生/新城、撮影:湯川> |
<水辺の自然観察会> |
ちくわをつけた糸でザリガニ釣り体験。 はじめは怖がる子ども達がたくさんいましたが・・・。 |
班ごとに魚箱を利用したザリガニ池を用意 小さな釣堀状態でしたが、子ども達は喜んでいました。 |
ザリガニ釣りをすることによって、ザリガニがどのように餌を食べるのか観察することもできました。 |
水生生物センターの水槽も見学しました。 大きなヘラブナやドジョウやギギなど淀川の魚を見ることができます。 |
水草池も見学しました。 写真を見てると、水草を見学している時の集中力は、ザリガニや魚を見学している 時の集中力とかなりの差があるように思えます。(^^; |
水辺の自然観察会も終了し無事に学校へ帰ってきました。 今日のイベントで生き物に興味をもってくれた、子どもが増えれば幸いです。 |
<会報第6号より> |
当日の朝早くから、水辺に親しむ会の方々に、水生生物センターまで引率していただき、
子ども達に大変丁寧にご指導いただきました。 はじめに、「川の中をのぞいて見よう!みつけたよ!」と、池や川の生物が展示してある水槽の見学をしました。 ちょうど、メダカの産卵期で、生まれたばかりのメダカの赤ちゃんや卵を見せてもらって子ども達は感動して いました。種々の川魚や亀、貝、水草等、とても興味深く観察し、説明を聞いたり、ノートに記録したり、 あっと言う間に時間がたってしまいました。 つぎに、「ザリガニつりをしよう!」と、水辺に親しむ会が用意してくださったザリガニを、 子ども達が順番に、ちくわをつけた糸で釣り体験をしました。はじめは怖がっていた子ども達も だんだん慣れ、無事釣り上げることが出来ました。 そして、貰って帰ったザリガニやメダカ、フナ、タウナギ(会で捕らえたもの)を毎日、見たり、 さわったり、餌をやったり、水を換えたり、学校に来る楽しみが増えました。 飼育方法にも興味を持ち、家にある図鑑を学校に持ち寄り、みんなで回し読みをしています。 休みの日にはザリガニを捕まえてきたり、いろんな種類のカエルを捕まえては餌(虫探し)を やったり、子ども達の活動の場はどんどん広がっていきます。 今、記念にザリガニの絵を描きたいなと考えているところです。 まだまだこの活動は継続中で、たった一日の体験がこんなにも学習の場を広げてくれることに おどろいています。今後とも、水辺に親しむ会のご協力で子ども達の自然に対する物の見方が 育ってくれることを期待しています。 <文章:堀先生> |