平成15年3月21日(金)〜23日(日)大阪市立自然史博物館で行われた「大阪自然史フェスティバル」に当会も参加しました。 21日には講堂発表も行いました。 このフェスティバルの趣旨は、大阪周辺で活躍する研究グループ・アマチュア・保全活動・観察会 が一堂に集まり、大阪の自然と各団体の活動を紹介し、市民と、そして団体同士の交流を深めるためです。 大阪市立自然史博物館の発表によると、3日間で約20,000人の来場を記録したようです。 当会の展示の様子を一部、御紹介いたします。<文章・撮影:新城> |
<大阪自然史フェスティバル> |
水辺に親しむ会のブースの全景です。 ポスター展示と写真展示が中心となりました。 場所が比較的遠かったのとスペースの関係で、たくさんの生体を展示することはできませんでした。 |
初日には講堂発表を行い、会の活動内容や例会の様子について20分間発表させていただきました。 その後、その発表資料をパソコンで自動プレゼンテーションさせ一般の来場者にも見ていただきました。 |
会報等の資料は早い段階でなくなってしまいました。 毎日補充はしてたのですが、参加者の水辺への関心の高さを示すものだと思います。 |
パネル展示と生体展示を見る参加者です。 子供だけでなく大人も楽しんでいただいたように思います。 右側に立つスーツ姿の男性は説明員として、卒業式直後に駆けつけてくれた当会の副会長さんです。 |
なんと言っても幼い子供に人気なのはカメでした。 クサガメ、イシガメ、ミシシッピアカミミガメの3種類を展示しました。 どこで水生生物の展示会をしても見られる光景ですが、カメには不思議な魅力があるようです。 |
「魚もたくさん泳いでるから見てね」と言えば魚も見てはもらえるのですが興味は長続きしません。(^^; 小学生以上になると水槽の前に貼ってある魚種名から実物と照合してくれるようになります。 また、大人でも淡水魚の名前はあまり詳しくない人が多いので魚種名の表示は欠かせません。 |
展示写真の前で質問に答える当会のメンバーです。 枚方エコフェアで展示した体長70cmのカムルチーに驚かれた様子。 自然史フェスでも展示すれば人気者になっていたはずです。 |
タウナギの稚魚は人気がありました。 大きな個体は割合見かけるのですが、稚魚は見かけないとのこと。 成魚を飼っているというツワモノも居られました。 面白い生態の話を含めて説明しました。 |
タイリクバラタナゴ、モツゴ、ニゴイ、カムルチー、ドジョウなどを展示した水槽です。 他にはシロヒレタビラ、オイカワ、メダカ、カダヤシ、スジエビ、フナなどを展示しました。 身近な川にまだまだたくさんの魚達が棲んでいることを見ていただきました。 |
タナゴ類を展示したので、産卵床となるドブガイ、イシガイをはじめ、トンガリササノハガイや シジミガイなどの2枚貝も生体を展示して大きさと形を実際に見てもらいました。 |
主催者側の詳しい情報は下記URLを参照してください。 http://www.mus-nh.city.osaka.jp/npo/festival.html |