淀川左岸幹線水路での水生生物調査&総会を平成30年4月8日(日)に実施しました。 当日は、お天気に恵まれました。 当日の気温(枚方)は午前9時に9.0℃。13時には11.8℃ でした。 当日の定点ポイントでの平均水温は、12.52℃、平均pH7.32でした。 参加人数は子ども達を含めて11名でした。 当日の例会の様子を一部、御紹介いたします。<撮影:仲/新城 文:新城> |
<淀川左岸幹線水路 水生生物調査&総会> |
4月8日(日)当会の春例会が開催されました。 大阪府立環境農林水産総合研究所 水生生物センター本館建替工事が完了して 4月より名称を「生物多様性センター」と改められてから初の調査となりました。 電気・水道・排水など以前とは勝手が違って戸惑いました。 |
朝のミーティング後、さっそく川に降ります。 皆が揃ったところで、まずは、投網による定量調査が始まります。 |
何か入ったかな? いつもは桜の花見をしながらの春の調査なのですが、今年は既に桜は散っていました。 |
シジミをたくさん見つけました。 這った跡を追っかけてイシガイもGET! |
各定点ポイントの水深が浅くなっており、投網にはなかなか魚が入りません。 |
投網による定量調査が終われば、タモ網による定性調査が始まります。 今回は、タモ網による調査の方がたくさん魚が採れているようです。 |
投網を投げてキレイに拡げるには、かなり技量が必要です。 小さな木の枝やゴミが投網に入ると、それが引っ掛かってなかなか拡がりません。 大きい枝とかゴミは取り除きますが、小さいものまで手がまわりません。 |
水質とPHの計測も各ポイントで実施します。 |
採集を終えたら水生生物の計測作業に入ります。 魚の場合は、全長ではなく体長を計測しています。 当会は記録を残すことを重要視しています。 |
例会終了後、平成30年度総会を開催。全ての議案を承認していただきました。 総会の記念講演として生物多様性センター 相子伸之(アイコ ノブユキ)主任研究員を講師に迎えて、 「環境と水質」と題した講演をしていただきました。 講演後の質疑応答も丁寧に対応していただきました。 相子先生 ありがとうございました。 今後ともよろしくお願い致します。 |
【今回の採集状況】 今回採集した魚種の詳細データは次号の会報にて報告予定です。 カマツカ、ヨシノボリ類、コウライモロコ、ヌマチチブ、ドジョウ、ニゴイ、ブルーギルの7種を確認。 |