淀川左岸幹線水路での水生生物調査&総会を平成29年4月9日(日)に実施しました。 当日は、雨のち曇り。調査準備をしていた8時半までは雨、例会開始の9時には雨が止みました。 当日の気温(枚方)は午前9時に14.6℃。12時には17.5℃まで気温が上っています。 当日の定点ポイントでの平均水温は、15.95℃、平均pH7.06でした。 参加人数は8名でした。 当日の例会の様子を一部、御紹介いたします。<撮影:仲/新城 文:新城> |
<淀川左岸幹線水路 水生生物調査&総会> |
4月9日(日)当会の春例会が開催されました。 実は、ポンプ停止の関係で予定よりも一週間早く開催となりました。 直前まで雨が降っていたので参加者は少なめでした。 朝のミーティング後、さっそく川に降ります。 |
皆さんが揃ったところで、まずは、投網による定量調査が始まります。 今日は新品の投網を使って調査開始。 一投目から何か入ったようです。 |
いつも桜の花見をしながらの春の調査です。 例年、川面には桜の花びらがたくさん浮かんでいますが、今年は丁度満開の時期なので 今日は少なめでした。 |
深みのある定点ポイントで、投網に大きなアタリがありました。 新品の投網にコイが2尾・・・(;;)。 |
更にコイが追加されましたが、その場で体長を計測して川に帰ってもらいました。 |
投網による定量調査が終われば、タモ網による定性調査が始まります。 水質とPHの計測も各ポイントで実施します。 |
採集を終えたら計測作業に入ります。 大きなナマズが採れましたが、口元が変形している見覚えのある顔つきでした。 |
珍しくドジョウとヨドゼゼラが採れました。 雨が続いていたので、近くの田んぼの用水路からドジョウは流れてきたのかも。 |
ヒガイのペアと小さいながらもモクズガニが採集されました。 左岸水路ではモクズガニは珍しいと思います。 |
例会終了後、平成29年度総会を開催。全ての議案を承認していただきました。 総会の記念講演として水生生物センター 山本義彦先生を講師に迎えて、 「大阪府内河川の魚類相」と題した講演をしていただきました。 山本義彦先生 ありがとうございました。 |
【今回の採集状況】 今回採集した魚種の詳細データは次号の会報にて報告予定です。 コイ、カマツカ、コウライモロコ、オイカワ、ヒガイ類、カネヒラ、ヨドゼゼラ、ヌマチチブ、 ヨシノボリ類、フナ類、オオクチバス、ドジョウ、ブルーギル、ナマズの14種を確認。 |