淀川左岸幹線水路での水生生物調査が平成28年10月16日(日)に実施されました。 今日も例会びよりの良いお天気でした。 当日の気温は午前9時に21.4℃、最高気温は13時に26.3℃(気象庁:枚方)でした。 当日の定点ポイントでの平均水温は、18.04℃、平均pHは7.45でした。 参加人数は11名となりました。 当日の例会の様子を一部、御紹介いたします。<文章:新城、撮影:新城&仲> |
≪活動支援御礼≫ ※当会の活動は下記助成金の支援を受けて実施しています。 ◎「パナソニック地球市民活動支援プログラム」の支援を受けています。 ◎「平成28年度『市民活動支援基金』(ニコニコ基金)」の支援を受けています。 |
<淀川左岸幹線水路 水生生物調査> |
秋例会は、ベテランさんばかりの参加でしたから、簡単なミーティング後に川に入りました。 今回の投網は、水生生物センターの小田さんにお願いしました。 |
華麗なフォームで投網を投げていきますが、定点ポイントの溜まりが 砂に埋まっているところでは、なかなか成果が上りません。 |
なぜかカワニナがたくさん増えているような気がしました。 カワヒバリガイも 石の裏に付いてました。 |
投網の定点調査が終わった段階で、計測作業に入りました。 今日は作業のペースが速かったです。 |
子どもたちも、計測のお手伝いをしてくれます。 魚を小さな網で掬うお仕事。なかなか上手でした。 |
このフナは何?!横から見れば口の部分を、何かに齧られたような感じですが・・・。 齧られたわけではなく、奇形で欠損してたようです。 |
オイカワも立派な個体が採集されました。 ヒガイも採れていました。 |
カネヒラは婚姻色が出ていました。 右側は二つ上の写真にあるフナです。 |
小さいですが、投網に入ったのはウシガエルのようです。 ミシシッピアカミミガメもタモ網に入りました。 特定外来生物に指定されているものは適切に処理しました。 採集データは、次回の会報誌にて報告します。 |
今回は、午後から予定がある人もたくさん居られたので、 予定より早く計測作業が完了したこともあり、引き続いて勉強会を繰り上げて開催しました。 勉強会の講師は、水生生物センターの小田さんにお願いしました。 「貝の中のタナゴのすがた」というタイトルで、タナゴのおはなしをしていただきました。 |
勉強会が終わって、本日採集したカネヒラを使って人工採卵を体験しました。 小田さんの指導の元、お腹をさすると・・・卵がでてきました。 |
丁度、子どもの手というのがソフトタッチで良いのかもしれません。 一度教えてもらうと、ひとりでチャレンジしていました。 |
採卵した卵は、受精させてシャーレに入れてお父さんがお持ち帰りされました。 春には稚魚が発生するといいですね。 |