淀川左岸幹線水路での水生生物調査&総会を平成28年4月10日(日)に実施しました。 当日は、曇り空で過ごし易い調査日和でした。 子供や学生さんも参加していただいて賑やかな例会となりました。 当日の気温(枚方)は午前9時に16.0℃。14時には21.4℃まで気温が上っています。 当日の定点ポイントでの平均水温は、15.97℃、平均pH6.68でした。 参加人数は20名(子供5名含む)でした。 当日の例会の様子を一部、御紹介いたします。<撮影:仲/新城 文:新城> |
≪活動支援御礼≫ ※当会の活動は下記助成金の支援を受けて実施しています。 ◎「パナソニック地球市民活動支援プログラム」の支援を受けています。 |
<淀川左岸幹線水路 水生生物調査&総会> |
4月10日(日)当会の春例会が開催されました。親子での参加、大歓迎。 新規の方もおられましたので、淀川左岸水路の概略から注意点まで説明を実施しました。 説明が終われば早速、川に降ります。 |
いつも桜の花見をしながらの春の調査です。 川面には桜の花びらがたくさん浮かんでいます。 皆さんが揃ったところで、まずは、投網による定量調査が始まります。 |
投網を投げる前に、大きなコイが水底にいるのを見つけました。 それを狙って投網を投げるわけではないので、普段どうりに定点ポイントで投網を打ちます。 |
投網による定量調査が終われば、タモ網による定性調査が始まります。 今回は、大きなコイを見つけたので、子ども達がサデ網での採集にチャレンジです。 |
桜の花びらが通常の水位を示しています。 淀川からポンプで揚水しているので、普段は川に入れません。 足元を見ると、イシガイの這った跡を見つけることができました。 |
投網による定点ポイントでの定量調査が終わった後に、 タモ網での定性調査が続きます。 |
4人並んで・・・。さて何が採れたのでしょうか? |
上流の堰の下には、まだカワヒバリガイの群落がついてました。 今回は、大きなオオクチバス(体長40cm)も採集しました。 |
11時頃には、川から上がり計測作業に入ります。 魚は全長ではなく、体長を計測して記録を残します。 |
体長50cmのコイです。 釣り人が使う全長では60cmくらいでしょうか? 計測後は、川に戻っていただきました。 |
オオクチバスの胃の内容物を確認したところ、アメリカザリガニが出てきました。 この個体はメスで卵を抱えていました。取り出すと、たらこ状態。美味しそうです。 魚体のほうは、某会員が料理するとのことで頭とウロコを落として持ち帰りました。 |
変わった藻?のようなものが採集されました。カワモズクのようですが、詳しくはわかりません。 例会終了後、平成28年度総会を開催。全ての議案を承認していただきました。 総会の記念講演として講師に 当会会員の 仲さんを迎えて、 「似ているようで違う/違うけど似ている ドジョウの仲間」と題した講演をしていただきました。 仲さん ありがとうございました。次回のテーマも期待しています。 |
【今回の採集状況】 今回採集した魚種の詳細データは次号の会報にて報告予定です。 カマツカ、コウライモロコ、オイカワ、フナ、シマヒレヨシノボリ、 ボラ、ヌマチチブ、ヒガイ、コイ、ブルーギル、オオクチバスの11種を確認。 |