淀川左岸幹線水路での水生生物調査が平成28年1月17日(日)に実施されました。 当日は、寒かったのですが、晴れ曇りの空で例会日よりでした。 当日の気温は午前9時に3.9℃、最高気温は12時に9.0℃でした。 当日の定点ポイントでの平均水温は、5.4℃、平均pHは8.32でした。 参加人数は11名(子ども2人含む)となりました。 当日の例会の様子を一部、御紹介いたします。<文章・撮影:新城> |
≪活動支援御礼≫ ※当会の活動は下記助成金の支援を受けて実施しています。 ◎「パナソニック地球市民活動支援プログラム」の支援を受けています。 ◎「公益信託 寝屋川ふれあい基金 平成27年度助成金給付」を受けています。 |
<淀川左岸幹線水路 水生生物調査> |
朝9時、ミーティングを実施しました。 冬の寒い時期ですが、新顔のゲストさんが来られたので、 川の状況、底質などを含めて説明を実施しました。 |
さっそく川に降りて、投網による定量調査を開始しました。 何か入ったかな? |
定量調査の後、タモ網による定性調査を実施します。 投網に入らなかった魚をタモ網で採集します。 |
定量調査は、どんどん上流のポイントを目指して移動します。 冬場は当たれば大漁になりますが、今回はなかなか採れないです。 |
外来種のカワヒバリガイがコンクリートの角にへばりついてます。 白いのは水鳥の糞だと思います。水鳥が来るってことは魚はいるのでしょうね。 |
水深のあるポイントでタモ網による定性調査を集中して実施しました。 珍しく大きなコイの姿は無く、タモ網に入るのは小さい魚ばかりでした。 |
子ども達もタモ網で魚を採集していました。 |
淀川左岸幹線水路での採集を終え、定量調査と 定性調査で採集した魚の同定と体長計測を実施しました。 コウライモロコ、カマツカ、オイカワ、ニゴイ、フナ類などを確認しました。 |
久しぶりにハリガネムシの姿が見られました。 立派なスジエビも採れました。 |
ミシシッピアカミミガメも2匹、たぶんカゲロウの仲間と思われる水生昆虫。 |
カマツカは丸々太っていました。 ドブガイ、イシガイも採集しています。 |
仲さん撮影の写真から採集した魚を紹介。 左:コウライモロコ、右:オイカワ 調査結果については、会報情報誌の春号に掲載予定です。 |
例会の調査データの速報を発表した後、 恒例の勉強会は、水生生物センターの山本先生に「ヨシノボリの生活史と見分け方」 というタイトルの講演会をしていただきました。 ヨシノボリについて一歩踏み込んだ話になっており、講師と当会会員との質疑は 興味深いものになっていました。小生はまだまだ勉強不足です。 初めて参加された方から、マニアックな話でしたとの感想をいただきました。 |