淀川左岸幹線水路での水生生物調査&総会を平成27年4月12日(日)に実施しました。 前日の土曜日が雨、天気予報によると月曜日からも雨ですが、当会の例会は必ず晴れてます! 今年度のスタートとなる春の例会も良いお天気に恵まれました。 子供や学生さんもたくさん参加していただいて賑やかな例会となりました。 当日の気温(枚方)は午前9時に12.8℃。14時には19.9℃まで気温が上っています。 当日の定点ポイントでの平均水温は、13.43℃、平均pH7.65でした。 参加人数は24名(子供5名含む)でした。 当日の例会の様子を一部、御紹介いたします。<文章・撮影:新城> |
≪活動支援御礼≫ ※当会の活動は下記助成金の支援を受けて実施しています。 ◎「パナソニック地球市民活動支援プログラム」の支援を受けています。 |
<淀川左岸幹線水路 水生生物調査&総会> |
今年度最初の例会が開催されました。 摂南大学の学生さんなど初参加の方も多かったので、 淀川左岸水路の概略から注意点まで説明を実施。 |
説明が終われば早速、川に降ります。 皆さんが揃ったところで、まずは、投網による定量調査が始まります。 |
投網による定量調査が終われば、タモ網による定性調査が始まります。 |
足元を見ると、イシガイの這った跡を見つけることができました。 今回はシジミ(タイワンシジミ?)が各所で貝殻がまとまっているのが目立ちました。 |
タモ網による定性調査では、ヨシノボリなどの底物や水生昆虫なども採れます。 |
Phや水温などの計測も合わせて実施します。 タモ網には大きなコイが入りました。 |
コイは440mm〜550mmまでの4尾を採集しました。 川で計測してそのまま放流しました。 魚は全長ではなく、体長を計測して記録を残します。 陸上では、コイ以外の魚の計測作業を実施。 |
川では食べられた魚の残骸がありました。左はコイ、右はオオクチバスのようです。 水鳥の食べ方ではないので、タヌキか猫か・・・哺乳類に食べられたような感じでした。 |
採集した魚の一部を紹介します。 左:ヨドゼゼラ、右:ヒガイ |
左:ヌマチチブ、右:シマヒレヨシノボリ |
例会終了後、平成27年度水辺に親しむ会総会を開催して全ての議案を承認していただきました。 総会の特別講演として講師に 山本義彦 氏(水生生物センター研究員)を迎えて、 「大阪の生物多様性」と題した講演をしていただきました。 山本先生ありがとうございました。 |
【今回の採集状況】 今回採集した魚種は、詳細データは次号の会報にて報告予定です。 |