淀川左岸幹線水路での水生生物調査を平成27年1月25日(日)に実施しました。 当日の気温は午前9時(4.5℃)、13時(10.6℃)とそんなに寒くない一日でした。 冬例会の参加人数は、10名(子供1名含む)でした。 当日の各定点ポイントのpH平均値は pH:7.6、平均水温は6.6℃ でした。 当日の例会の様子を一部、御紹介いたします。<文章:新城、撮影:新城&仲> |
≪活動支援御礼≫ ※当会の活動は下記助成金の支援を受けて実施しています。 ◎「パナソニック地球市民活動支援プログラム」の支援を受けています。 |
<淀川左岸幹線水路 水生生物調査> |
平成27年最初の例会もお天気に恵まれました。 水生生物調査の開始前に、調査の流れや注意点を説明するミーティングを実施。 子どもは、子供用のライフジャケットを付けてから川に降ります。 |
川に降りたら、まずは投網による定量調査の開始です。 |
投網による定量調査の後は、タモ網による定性調査を実施。 投網はあらかじめ決めている定点を順番に廻っていきます。 |
定性調査は、調査する人の個性が出て採れる魚の種類も異なるようです。 狙うポイントが違うのでしょうね。 |
今日の川はいつもより濁りがひどかったです。 上流側でコンクリート工事でもあったのか、水深の深いポイントは pH:8.27 とアルカリの強い場所がありました。 |
カワヒバリガイが群生している場所がありました。 今回から新しいpH&温度計が稼動しました。 |
川での調査時間が終了したので、魚の計測作業に入ります。 |
冬の計測作業は、水の冷たさを一番感じます。 けっこう辛いですが、もう何年続けていることなので手早く計測します。 |
さつき君が魚を掬って計測を手伝ってくれました。 |
今回採集した魚の一部を紹介します。 左の写真は、久しぶりに姿を見たヨドゼゼラです。 右の写真は、お馴染みのカマツカです。 |
左の写真は、ヨシノボリです。 右の写真は、ヌマチチブです。 いずれも定性調査のタモ網にて採集しました。 |
左の写真は、オイカワです。 右の写真は、コウライモロコです。 |
昼食後の勉強会では、当会役員の則竹さんに勉強会講師をお願いしました。 講演タイトルは「ガサガサ体験記」。 魚採りに遠征したくなるような話題提供をしていただきました。ありがとうございます。 |
【今回の採集状況】 今回採集した魚種は、オイカワ、コウライモロコ、カマツカなど合計8魚種を採集。 貝類は、イシガイ、ドブガイ、トンガリササノハガイ、シジミ、カワニナ、カワヒバリガイが採集・確認されています。 詳細データは次号の会報にて報告予定です。 |