淀川左岸幹線水路での水生生物調査が平成26年08月13日(水)に実施されました。 天気も昨年ほど暑くなく、曇り空で例会日よりでした。 当日の気温は午前9時に28.0℃、最高気温は13時に31.8℃でした。 当日の定点ポイントでの平均水温は、25.5℃、平均pHは6.59でした。 平日の開催のため、参加人数は子供1名を含む12名となりました。 当日の例会の様子を一部、御紹介いたします。<文章・撮影:新城> |
≪活動支援御礼≫ ※当会の活動は下記助成金の支援を受けて実施しています。 ◎「パナソニック地球市民活動支援プログラム」の支援を受けています。 |
<淀川左岸幹線水路 水生生物調査> |
朝9時、ミーティング実施。夏例会開催の挨拶と熱中症等の注意喚起。 お盆期間中の水曜日開催ということで参加者は少なかったです。 |
まずは、投網による定量調査の実施です。 魚影は見えなかったのですが、最初の投網でフナが数多く入りました。 |
定点ポイントが砂に埋まって溜りが無くなったところもあり、 キレイに投網が広がっても全く魚が入らないポイントもありました。 |
定量調査の後は、タモ網等による定性調査を実施。 小さな子供さんには子供用の救命胴衣を着用してもらっています。 |
先に投網による定量調査で採集した魚の体長計測をします。 夏場は水温が高いので早目の計測が必須です。 |
川では定性調査部隊が、投網を利用した採集をしています。 タモ網よりは効果あるかな? |
何か入ってたようですね。 大物ではなさそうですけど・・・。(^^; |
名残惜しいですが、淀川左岸幹線水路での採集は終了。 定性調査で採集した魚の同定と体長計測を実施します。 |
昼食をはさんで、午後1時から本日の調査結果のまとめ発表と勉強会を開催しました。 勉強会の講師は、水生生物センターの近藤研究員殿にお願いしました。 講演タイトルは「淡水二枚貝〜生きものたちのつながり〜」です。 |
イシガイ類などの二枚貝について詳しい話を伺うことができました。 特に、幼生が寄生する魚種については新しい知見となりました。 近藤さん、貴重なお話をありがとうございました。 |
勉強会に関連して、淡水二枚貝の貝殻標本を見せていただきました。 当会の古田さんが保管されている標本も持参していただき観察しました。 |
最後に、本日採集した魚の一部を紹介します。<撮影:仲さん> カワアナゴとヒガイです。どちらも一個体しか採れませんでした。 採集した水生生物の詳細データは、会報情報誌 秋号にて発表予定です。 |