「淀川左岸幹線水路 水生生物調査 秋」(2010/10/16)
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 淀川左岸幹線水路での水生生物調査が平成22年10月16日(水)に実施されました。
当日の気温は午前10時で21℃、お天気にも恵まれた調査となりました。

 当日の定点ポイントでの平均pHは7.9。参加人数は19名となりました。

当日の例会の様子を一部、御紹介いたします。<文章・撮影:新城>

≪活動支援御礼≫

◎当会の活動は、寝屋川市の寝屋川市民活動支援補助金の交付を受けています。
◎当会の活動は、2010年度 一般財団法人セブン-イレブン記念財団 公募助成を受けています。


 
<淀川左岸幹線水路 水生生物調査>
 
淀川左岸幹線水路1 淀川左岸幹線水路2
 
朝9時、胴長を履いて次々に参加メンバーが集合。
調査手順、注意事項などミーティングを終えたら準備完了。いざ川へ・・・。
 
淀川左岸幹線水路3 淀川左岸幹線水路4
 
まずは、定点ポイントでの定量調査(投網打ち)からスタートです。
この一投目が今日の採集状況を占う?!
 
淀川左岸幹線水路5 淀川左岸幹線水路6
 
波流音くんもタモ網片手に魚の追い込みをお手伝い。
 
淀川左岸幹線水路7 淀川左岸幹線水路8
 
川底にはイシガイの這う姿もありました。
石を裏返すと相変わらずカワヒバリガイが付いています。
 
淀川左岸幹線水路9 淀川左岸幹線水路10
 
砂地を掘れば小さなシジミがたくさん見つかりました。
イシガイの幼貝、ドブガイの幼貝も少し見つけることができました。
 
淀川左岸幹線水路11 淀川左岸幹線水路12
 
カモやサギなどの水鳥がたくさん飛来していました。これは魚が居る証拠?
川上へ向かって定量調査は続きます。
 
淀川左岸幹線水路13 淀川左岸幹線水路14
 
その後を定性調査部隊が続きます。
何が採れたのかな?
 
淀川左岸幹線水路15 淀川左岸幹線水路16
 
川のでの採集が終了し、計測作業に入ります。
定性調査でナマズの若魚が採集されていました。
 
淀川左岸幹線水路17 淀川左岸幹線水路18
 
こうして魚の種類や体長を計測して記録を残しています。
ただ単に魚採りを楽しむだけで終わらないのが当会の良いところ。
過去10年分の調査データを見ると色々なことが見えてきます。
 
淀川左岸幹線水路19 淀川左岸幹線水路20
 
今回採集したコイは小さな個体ばかりでした。
取り扱いに注意を要する巨大なミシシッピアカミミガメも採集しました。
 
淀川左岸幹線水路21 淀川左岸幹線水路22
 
本日の採集したカマツカとオイカワ。
オイカワは個体数が少なくなりました。
 
淀川左岸幹線水路23 淀川左岸幹線水路24
 
ニゴイは左岸水路では勢力を伸ばした魚です。
ナマズは、ビワコオオナマズの特徴があるので肥育して確認することにしました。
 
淀川左岸幹線水路25 淀川左岸幹線水路26
 
番外編として、左岸水路から取水する二十箇用水路に魚が群れている
という情報を得たので確認しに行きました。
ボラの群れとオオクチバスを目視確認。投網にて一部を採取して実際に確認しました。
 
淀川左岸幹線水路27 淀川左岸幹線水路28
 
本日の採集結果速報の後、当会副会長の友人である朝井先生に講話をしていただきました。
勉強会タイトルは、「メダカを知っていますか?学校はどこにあるのでしょう?」
近畿大学大学院では、メダカの研究をされていますので、身近なメダカから世界のメダカまで
奥深い話を伺うことができました。朝井先生ありがとうございました。
 
【今回の採集状況】

 今回採集した水生生物は、ただいま集計中です。
 詳細データは次号の会報にて報告予定です。
 

 


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