淀川左岸幹線水路での水生生物調査が平成21年01月24日(土)に実施されました。 最高気温5℃と魚採りには寒い状況でしたが、今回もお天気に恵まれました。 当日の平均水温は7.4℃、定点ポイントの平均pHは8.0でした。 参加人数は子ども2名を含む13名となりました。 当日の例会の様子を一部、御紹介いたします。<文章・撮影:新城> |
≪活動支援御礼≫ ◎本活動は、NPO法人地育フォーラムの「地育がんばるファンド助成金」(50,000円)を受けています。 ◎本活動は、平成20年度寝屋川市公益活動支援・にぎわい創出公募補助金(35,000円)を受けています。 |
<淀川左岸幹線水路 水生生物調査> |
淀川左岸水路の岸辺には一本の梅の木があります。 ピンクの花がチラホラ咲いていました。 |
行政にお願いしていた通りに川の減水が完了していました。 これで調査準備はOK! |
大人の参加者が調査準備をしている間、子ども用投網の練習風景。 投網の錘を3分割して、1/3を肩にかけて・・・内側から1/3を手にとって・・・勢いをつけて放り投げる! |
大人の事情で少々開始時間が遅れて準備完了。 ミーティングをして新規参加者に川の概要説明と、調査の役割分担を決定。 |
ようやく川に入って調査開始です。
まずは、定量調査の投網の出番です。 |
投網の第一投に注目が集まりましたが、結果は・・・・残念ながら何も入らず。 周囲に逃げる魚の姿も見えません。 |
タモ網を手にした定性調査部隊が小さな溜まりに網を入れていきます。 何か入れば良いのですが・・・。 |
魚の姿は見えませんが、砂地に迷路を描く生き物の姿がチラホラ見られました。 さて、何でしょう?! |
定量調査の投網の成果は、過去に例が無いゼロに終わりました。 定性調査では、少々魚が取れたという話でしたが、何が採れたのやら・・・ |
帰路の途中で、投網職人Kさんがコイを捕獲。 このコイを最後に、川から上がり計測作業に入りました。 |
魚の計測はあっと言う間に終了。写真は二枚貝の計測作業の様子です。 |
タモ網と投網を使った定性調査にて採集した魚を紹介。 カマツカとコイです。 |
珍しく冬にメダカの姿を見ることができました。 二枚貝はイシガイとササノハガイ、シジミが採集されました。 川の石の裏にはカワヒバリガイの姿も確認しています。 |
【今回の採集状況】 今回採集した魚種は、カマツカ、コイ、メダカの3種という非常に寂しい成果に終わりました。 貝類は、イシガイ、ササノハガイ、シジミ、カワヒバリガイが採集・確認されています。 詳細データは次号の会報にて報告予定です。 |