「水辺に親しむ会」のホームグラウンドである淀川左岸幹線水路での水生生物調査が10月12日に実施されました。 1999年から毎年調査を実施しているので、今後とも継続調査をして行きたいと考えているフィールドです。 今回の調査では15種類の魚種のほか貝や水生昆虫を確認しました。 当日の様子を一部、御紹介いたします。<文章・撮影:新城> |
<淀川左岸幹線水路 水生生物調査> |
オリエンテーション風景です。 当日の作業分担と各人の役割分担などを明確化しておきます。<撮影:湯川> |
計画に従って下流部分から投網を投げて採集を開始しました。 普段は人の頭ほどまで水位が来るのですが、当日は水路管理組合殿と寝屋川市の協力によって 揚水ポンプを半日停止していただいております。<撮影:湯川> |
投網にかかった魚を外しているところです。 水草が繁茂しており水生生物には絶好の隠れ家になっています。<撮影:湯川> |
石の表面にも淡水カイメンやヒメタニシ、カワヒバリガイなどの生物が生息しています。 魚だけでなく水生生物全体を見る目を養いたいと思っています。 |
魚を採って終わりではありません、ここからが重要です。 採集した魚を同定し、魚種名別に体長や体高を計測し記録を残します。 |
オイカワやハスなどコイ科魚類がたくさん採れました。 各バットごとに、どの区画で採集したものか区別しています。 |
おなじみのコイも採れました。 目の細かい投網では、大きなコイがかかると破られる恐れがあるので怖いです。 |
計測する者、記録する者・・・疲れて見てる者(^^; 魚採りは楽しいですが、その後のほうが大変ですね。 |
黒板に用水路の地図を張り出し、どこで何が採れたか採集者がもれなく記入します。 こうした記録の蓄積が大切だと考えます。 |
当日のまとめの様子です。 作業分担しているので、各担当さんから概要の説明があります。 ホームグラウンドなのですが、積極的に動いてくれるスタッフが不足しております。 「我こそは!」と思われる近隣の方・・・是非とも参加してくださいね。(^^) |