淀川左岸幹線水路の水生生物調査を令和5年10月15日(日)に実施しました。 前日の19時頃から当日の朝6時頃まで雨が降っていましたが、 例会開催時間には、例会日のお天気となりました。川の水位は高かったです。 当日の気温は午前9時に19.1℃、最高気温は13時に24.3℃(気象庁 枚方)でした。 当日の定点ポイントでの平均水温は、20.3℃、平均pHは7.35でした。 参加人数は、子どもを含めて12名となりました。 当日の例会の様子を一部、御紹介いたします。<文章・撮影:新城> |
≪活動支援御礼≫ ※当会の活動は下記助成金の支援を受けて実施しています。 ◎令和5年度「寝屋川ロータリークラブ市民活動支援基金(ニコニコ基金)」を受けています。 |
<淀川左岸幹線水路 水生生物調査 秋> |
いつものように朝9時から例会スタートしました。 初参加の方も居られましたので、川での注意事項、漁具の説明などを実施しました。 小学生が参加されたので、子供用の胴長を着用してもらいました。 ハシゴを使用して川に降ります。 |
まずは定量調査の投網を投げます。 定点ポイントを巡回して2回投網を打ちます。 本日の投網は、生物多様性センターの山本先生にお願いしました。 |
定点ポイントで投網を2回投げた後、定性調査でタモ網部隊が採集を開始します。 前日の雨の影響なのか、川の水位が高かったです。 |
子ども達もタモ網を持って採集に励んでいました。 何か採れたかな? |
大きなコイが入りました。 体長で50cm近くあります。計測データは全長ではなく体長で計測しています。 |
大きなコクチバスが採れました。過去採集されたコクチバスで一番大きい個体です。 ドブガイやイシガイも確認できました。 |
投網をキレイに拡げて投げるのはかなり難しいです。 熟練の技が光ります。 |
採集した水生生物の記録を残します。 魚の種類、魚の体長を計測して記録します。 |
川底には水草が繁茂しています。 三面コンクリート張りになると、このように水草が増えるのは難しくなります。 |
各定点ポイントで投網を投げて調査を進めました。 |
今回、採集した水生生物の詳細データは、次号の会報情報誌にて発表予定です。 コウライモロコ、ブルーギル、オイカワ、カネヒラ、カマツカ、ニゴイ、 コクチバス、オオクチバス、モツゴ、ヌマチチブ、ヨシノボリ、ドジョウ、 フナ、カダヤシ、ハス、コイの16魚種を確認しています。 他に、アメリカザリガニ、ヌマエビ、スジエビ、 ドブガイ、イシガイ、シジミ、ヒメタニシ、カワニナ、 イトトンボのヤゴ も確認しています。 ブルーギル、コクチバス、オオクチバス、カダヤシの特定外来生物4種は駆除済です。 |