淀川左岸幹線水路での水生生物調査が令和5年8月16日(水)に実施されました。 前日の台風7号が関西直撃したので、増水の為、中止になるだろうと予想してましたが、 予想に反して、水量は多いですが、川に入れる水位だったので例会を開催しました。 気温は午前9時に30.0℃、13時に33.5℃でした。(気象庁枚方) 定点ポイント(1番上流)での水温は、28.5℃、pHは、7.01でした。 定点ポイント(4番橋下)での水温は、27.5℃、pHは、7.22でした。 参加人数は13名でした。 例会の様子を一部、御紹介いたします。<撮影・文章:新城> |
≪活動支援御礼≫ ※当会の活動は下記助成金の支援を受けて実施しています。 ◎令和5年度「寝屋川ロータリークラブ市民活動支援基金(ニコニコ基金)」を受けています。 |
<淀川左岸幹線水路 水生生物調査> |
前日の台風の影響で中止の可能性も高い状況でしたが、 たくさんの人が集まってくれました。 |
朝9時からミーティングを開始。 川の状況等の説明、採集の手順、熱中症への注意喚起、 増水時の対応等を説明しました。 |
ハシゴで川に降りて、まずは投網による定量調査を開始します。 定量調査では、定点ポイントで2回ずつ投網を投げていきます。 |
投網はプロフェッショナルの山本先生にお願いしました。 最初の投網で、カネヒラが入りました。 |
投網を投げた後に、定性調査のタモ網部隊が採集をします。 今日は水量が多いので、タモ網部隊は苦戦してる模様。 |
今日は水量が多くて陸地が無いので、荷物を置ける場所がなく、 いろいろと苦労しました。 |
タモ網でも、投網でもコイは採集しています。 今回、、コイに投網を破られてしまいました。 |
採集した水生生物を一部紹介します。 左:コウライモロコ 右:オイカワ |
採集した水生生物を一部紹介します。 左:カネヒラ 右:ヒガイ類 |
計測作業終了後、調査結果のまとめと、久しぶりに勉強会を開催しました。 当会の活動の振り返りをリクエストされていたので、 『淀川左岸幹線水路 水生生物調査「これまでの振り返り」(1999年〜2023年)』 のタイトルで当会会長が話題提供しました。 今回、採集した水生生物は、 ニゴイ、カネヒラ、カマツカ、コウライモロコ、オイカワ、コクチバス、 オオクチバス、コイ、ヒガイ類、ゲンゴロウブナ、ドンコ、カダヤシ、 ヌマチチブ、ナマズ(目視)の14魚種を確認しています。 二枚貝は、イシガイ、ササノハガイ、シジミを確認しています。 他に、ヌマエビ、スジエビ、ミシシッピアカミミガメ、アメリカザリガニを 確認しています。 ※特定外来生物は駆除済み。 |