淀川左岸幹線水路での水生生物調査 夏 を令和4年8月17日(水)に実施しました。 前日の22時頃から当日の5時まで雨が降ってましたので、淀川左岸幹線水路の水が 十分減水してませんでした。 当日は、曇り時々雨、例会終盤の11時にはかなり雨が降ってきました。 雨降りの例会は久しぶりです。 春の例会と同様にコロナ対策に加えて、熱中症対策も実施しての例会開催となりました。 新型コロナウィルスの状況により中止の可能性も十分にありましたが、 〇研修室等は利用不可の為、講演会は中止。 〇風邪症状がある方は参加しない。 〇近距離で密着しての発話をしない。 〇コロナウイルスの感染・まん延防止対策を実施 ということを周知した上での例会実施となりました。 当日の気温(枚方)は午前9時に26.2℃。11時には24.7℃ でした。 当日の定点No.4ポイント(橋下)での水温は、27.6℃、pH7.26でした。 ポンプ停止日程の関係で平日開催となりました。参加人数は9名でした。 当日の例会の様子を一部、御紹介いたします。<撮影・文:新城> |
<淀川左岸幹線水路 水生生物調査 夏> |
8月17日(水)夏の例会が開催されました。 いつものように朝9時からミーティングを開始しました。 ミーティング完了後、さっそく川に降りました。 |
前日からの雨で、今日は水量が多いです。 慎重にハシゴを降ります。 |
まずは、定点での定量調査(投網)です。 第一投目で何が入るか注目です。 定点ポイントで投網を投げた後は、タモ網での定性調査となります。 |
久しぶりに投網を投げますが、そこそこ開きました。 投網を引いてくると魚影が見えました。 カネヒラが入りました。 |
計測までに魚が死なないようにイケスを作りました。 今回は、橋の下で体長を計測して放流します。 |
同じ場所で2回投網を打ちます。 |
定点ポイントを移動しながら投網を打っていきます。 |
夏場は、水草がたくさん生えてます。 お天気が良ければ緑が鮮やかなんですが、 今日は雨降りなので色はハッキリしませんね。 |
水面に雨の波紋が広がります。 いつもなら右側は陸地になってるはずなんですけど、 今日は水量が多いです。水量が多いので魚も散らばり数が採れません。 |
採集が終われば、魚種の同定と体長の計測をして結果を記録します。 魚の場合は、全長ではなく体長を計測しています。 釣りをする人は、口の先から尾びれの端までの全長を計測しますが、 当会は、口の先から尾びれの付け根までの体長を計測します。 当会は記録を残すことを重要視しています。 |
雨が強くなって、川の水量も増えてきましたので、 計測を大急ぎで済ませて川から上がりました。 今回は、計測時の写真を撮る暇がありませんでした。 |
駆除したブラックバスだけ陸上に連れてきました。 オオクチバスのなかに、1匹だけコクチバスが混じっていました。 |
【今回の採集状況】 本日の採集状況の速報を報告して、夏例会を終了しました。 今回採集した魚種の詳細データは次号の会報にて報告予定です。 カネヒラ、ニゴイ、コイ、オイカワ、オオクチバス、コクチバス、 ブルーギル、カマツカのの8魚種を確認。 魚以外には、アメリカザリガニを確認しています。 |