淀川左岸幹線水路での水生生物調査 夏 を令和3年8月11日(水)に実施しました。 前日まで、台風9号が通過した風が強く、進路によっては中止の可能性もありました。 当日は、お天気に恵まれて朝から暑くなりました。 天気予報では、翌日からずっと雨予報だったので、例会はお天気には恵まれています。 春の例会と同様にコロナ対策に加えて、熱中症対策も実施しての例会開催となりました。 新型コロナウィルスの状況により中止の可能性も十分にありましたが、 〇研修室等は利用不可の為、講演会は中止。 〇風邪症状がある方は参加しない。 〇近距離で密着しての発話をしない。 〇コロナウイルスの感染・まん延防止対策を実施 ということを周知した上での例会実施となりました。 当日の気温(枚方)は午前9時に28.1℃。11時には31.0℃ でした。 当日の定点ポイントでの平均水温は、27.3℃、平均pH7.23でした。 参加人数は子どもを含めて6名でした。 当日の例会の様子を一部、御紹介いたします。<撮影・文:新城> |
<淀川左岸幹線水路 水生生物調査 夏> |
8月11日(水)夏の例会が開催されました。 いつものように朝9時から開始しました。 その後、川に降りて定量調査の投網を投げました。 |
第一投目で何が入るか注目です。 定点ポイントで投網を投げた後は、タモ網での定性調査となります。 |
水草の緑が鮮やかでした。 ハグロトンボがあちらこちらで飛んでいました。 |
イシガイの姿があちらこちらで見られました。 イシガイの這い跡が謎の模様を作っていました。 |
ハリガネムシがいました。 ミシシッピアカミミガメも一匹確認。 |
投網にはいろいろな魚が入りました。 空き缶や木の枝などのゴミもたくさんはいりましたけど。 |
採集を終えて、橋の下に移動します。 夏場は、日陰で計測作業を実施します。 |
橋の下の日影に採集した魚を集めて最後の計測作業です。 酸欠にならないように生け簀を作って計測作業を実施します。 魚種の同定と体長の計測結果を記録します。 魚の場合は、全長ではなく体長を計測しています。 釣りをする人は、口の先から尾びれの端までの全長を計測しますが、 当会は、口の先から尾びれの付け根までの体長を計測します。 当会は記録を残すことを重要視しています。 以下に、採集した魚の一部を紹介します。 |
左:オオクチバスの若魚。 右:ドジョウ。 |
左:カネヒラ。 右:フナ類。 |
左:オイカワ。 右:ヌマチチブ。 |
左:タモロコ。 右:ヒガイ類。 |
【今回の採集状況】 木陰で本日の採集状況の速報を報告して、夏例会を終了しました。 今回採集した魚種の詳細データは次号の会報にて報告予定です。 コイ、ニゴイ、カマツカ、オイカワ、コウライモロコ オオクチバス、カネヒラ、フナ、タモロコ、ヒガイ、ドジョウ、 ブルーギル、ヌマチチブ、カダヤシ、カムルチー(目視)の15魚種を確認。 今回も、熱中症リスクを軽減するため最大限の配慮をしました。 塩タブレットの配布、適時水分補給の指示、日影での計測作業実施。 |