淀川左岸幹線水路での水生生物調査が令和3年4月4日(日)に実施されました。 前日の天気予報では、一日中雨との予報でしたが、当日は曇り空の状態で例会&総会開催中は雨は降りませんでした。 例会&総会終了し解散後、1時間程で雨模様となりました。 当日の気温は午前9時に17.4℃、11時に19.7℃でした。(気象庁枚方) 当日の定点ポイント(1番上流)での水温は、16.1℃、pHは、7.74でした。 当日の定点ポイント(4番橋下)での水温は、15.5℃、pHは、7.77でした。 参加人数は8名でした。 当日の例会の様子を一部、御紹介いたします。<撮影・文章:新城> |
<淀川左岸幹線水路 水生生物調査> |
今年も桜の花見をしながらの春の例会となりました。 コロナの影響で、人を集めることもできないので少数精鋭での水生生物調査です。 |
川に降りて、さっそく投網による定量調査を開始します。 定量調査では、定点ポイントで2回ずつ投網を投げていきます。 |
投網では、小さなフナが入りました。 ミシシッピアカミミガメの姿も確認しました。 |
底までキレイに見えるのでイシガイの這った跡が見えます。 今回は20個ほどのイシガイを確認しています。 |
ポイントを移動して投網による定量調査。 |
投網にコイが入りました。 目視でもコイは数尾確認しました。 |
コイは、尾びれの付け根までの体長で480mm。 堰の際には、カワヒバリガイも付いていました。 |
カマツカと二枚貝。 |
今回は、コロナ対応で時短を図る為に、川で計測作業をしています。 これにより計測用水槽等の準備と片付けの時間を短縮しました。 計測後、そのまま魚を放流できるメリットもあります。 |
護岸の重機のあるところから、土砂が川に流れ込んでいるところがありました。 歩いてみると、真っ黒になりヘドロ化していることがわかりました。 今後、二枚貝等の生息に影響しなければいいのですが。 |
計測作業終了後、調査結果のまとめと、総会を開催しました。 議事案をそのまま了承していただいて総会も無事終了しました。 今回、採集した水生生物は、 コウライモロコ、カマツカ、コイ、フナ、 4魚種を確認しています。 二枚貝は、ドブガイ、イシガイ、トンガリササノハガイ、マシジミ、カワヒバリガイを 確認しています。カワニナはたくさん目視しています。 他に、ヤゴ、ヌマエビ、ミシシッピアカミミガメを確認しています。 |