淀川左岸幹線水路での水生生物調査が令和3年1月17日(日)に実施されました。 昨年は雨が降ったので心配していましたが、本日は晴れ上がり例会日よりとなりました。 当日の気温は午前9時に6.2℃、12時に9.1℃でした。(気象庁枚方) 当日の定点ポイントでの平均水温は、5.71℃、平均pHは7.74でした。 参加人数は5名でした。 新型コロナウィルス感染防止の為に 〇研修室等は利用不可の為、講演会は中止。 〇風邪症状がある方は参加しない。 〇近距離で密着しての発話をしない。 〇コロナウイルスの感染・まん延防止対策を実施 ということを周知した上での例会実施となりました。 当日の例会の様子を一部、御紹介いたします。<撮影:玉井、文章:新城> |
≪活動支援御礼≫ ※当会の活動は下記助成金の支援を受けて実施しています。 ◎2020年度「公益財団法人大阪コミュニティ財団/NTT自然環境保護基金」の助成を受けています。 |
<淀川左岸幹線水路 水生生物調査> |
朝9時、ウェーダを履いて例会準備完了。ミーティングを実施します。 コロナの影響で、人を集めることもできないので少数精鋭での水生生物調査です。 |
川に降りて、さっそく投網による定量調査を開始します。 定量調査では、定点ポイントで2回ずつ投網を投げていきます。 |
水温は低いですが、水草が少し残っていました。 底までキレイに見えるのでカワニナの這った跡が見えます。 |
タモ網による定性調査は、魚が居そうな場所を探りながら移動します。 さて、何か採れたかな? |
ようやく投網に魚がかかりました。 カマツカが一匹。さびしい・・・。 |
久しぶりに投網を投げたのですが、そこそこ広がっていますが魚が入りません。 枯れ枝や落ち葉、ゴミなどが入るので、一度投げた後の網の掃除が大変。 |
タモ網にコイが入りました。 尾びれの付け根までの体長で560mm。 |
かなり痩せたコイでした。計測後、やさしく放流。 |
投網にもコイが入りました。 二匹入ったのですが一匹は逃げてしまいました。 この個体は520mmありました。 丸まるしてて泥抜きすれば美味しく食べられそうですが、計測後川に帰っていただきました。 |
写真はオイカワと小さいコウライモロコ、そしてカマツカです。 |
川での採集を終えて、計測作業にはいりましたが 今回は、川の中で計測を実施。計測後、即放流という形にしました。 今回、採集した水生生物は、 コウライモロコ、オイカワ、カマツカ、コイ、ヌマチチブ、オオクチバス、 6魚種を確認しています。 二枚貝は、イシガイ、トンガリササノハガイ、シジミ、カワヒバリガイを 確認しています。カワニナはたくさん目視しています。 |