淀川左岸幹線水路の水生生物調査を令和元年08月14日(水)に実施しました。 台風10号が接近している中で、直前になるまで中止か開催か判断に迷う状況でしたが 雨にも合わず無事に開催することができました。 当日の気温は午前9時に30.7℃、最高気温は11時に34.0℃(気象庁 枚方)でした。 当日の定点ポイントでの平均水温は、29.6℃、平均pHは7.52でした。 お盆期間中の平日の開催でしたが参加人数は15名とにぎやかな例会となりました。 当日の例会の様子を一部、御紹介いたします。<文章:新城、撮影:仲・新城> |
≪活動支援御礼≫ ※当会の活動は下記助成金の支援を受けて実施しています。 ◎「令和元年度 『市民活動支援基金』(ニコニコ基金)」の支援を受けています。 |
<淀川左岸幹線水路 水生生物調査> |
台風接近中でしたが、ギリギリセーフというタイミングで例会が開催されました。 朝のミーティングでは、塩タブレットを配り、熱中症について注意喚起しました。 |
ミーティング終了後、さっそくハシゴを使用して川に降ります。 |
まずは定量調査の投網を投げます。 定点ポイントを巡回して2回投網を打ちます。 本日の投網は、生物多様性センターの山口翔吾先生にお願いしました。 |
投網を投げる前には魚影を確認できなかったのですが、 投網を投げるといろいろな魚が入りました。 採集した魚は写真のようにサデ網を利用した生簀に入れました。 |
今日は水の透明度が高くて水草の緑がとても鮮やかでした。 セミがにぎやかに鳴いており、夏らしい例会となりました。 |
投網による定量調査の後は、タモ網等による定性調査を実施。 |
今回は、某大学教授から研究用にコイの提供をお願いされていましたので コイを採集すればキープしました。 |
川での採集を終え、計測作業に移ります。 全長ではなく、尾びれの付け根までの体長を計測しています。 |
今回も、カネヒラの姿を確認しています。 参加人数が多かったのでコイもたくさん採れました。 このコイたちが良い研究結果をもたらすように期待したいものです。 |
魚以外に、ミシシッピアカミミガメやアメリカザリガニなども採集しました。 |
今回、採集した水生生物の詳細データは、次号の会報情報誌にて発表予定です。 ニゴイ、オイカワ、コウライモロコ、カマツカ、カネヒラ、コイ、ヌマチチブ、 フナ、タモロコ、モツゴ、ヨシノボリ、オオクチバス、ブルーギル なんだかんだと13魚種を確認しています。 |