打上川治水緑地内で開催された「第18回寝屋川市エコ・フェスタ」に参加しました。 今回の寝屋川市エコ・フェスタのチラシには、寝屋川市の手違いで環境のゾーンに 当会の名称がありませんでした。 準備機材を積んだ車は、午前8時までしか会場内に入れないため、 午前6時半に現場集合で展示準備開始。 9時〜15時まで、1日だけの忙しいイベントです。 当日は、会場の打上川治水緑地内の池で採集した魚を展示し地域住民や子ども達へ 自然環境保全の大切さを訴えました。 また、地元の河川に生息している子ども達に人気の水生生物(クサガメ、アメリカザリガニ) を展示しました。 ※打上川治水緑地内の池での採集は、寝屋川市長の許可を得て実施しています。 <文章・撮影:新城> |
<寝屋川市エコ・フェスタ> |
当会は、昨年と同じ場所に展示場スペースが割り振られていました。 朝6時半から水槽の設置、展示物を並べる机のセッティングなどの準備作業を開始しました。 |
9時前には展示ブース内のポスター掲示作業完了。 例年どうり会報誌の無料配布も実施しました。 |
お客さんがたくさん入ってくると展示の状況がわからないので、 展示内容の記録はオープン前にしておきます。来年度の参考にもなります。 |
何も入ってない水槽に魚を入れるべく、モンドリを仕掛けておきました。 以前に比べて仕掛けに入る魚の数は随分すくなくなっています。 モツゴと小さなブルーギルばかりでした。 |
開催時間の9時となりました。 魚の数はまだ少ないのですが、来場者の皆さんが水槽に集まってきました。 |
水槽の魚には大人も子供もが注目してくれました。 水槽にはカダヤシの実物が泳いでいましたので、メダカとカダヤシの違いについては、 機会あるごとに見学者にお話をします。 |
カメは冬眠準備中だったのですが、毎年このイベントだけは特別に出張してもらってます。 クサガメ19匹、ミシシッピアカミミガメ1匹が子ども達を待っています。 テナガエビが採集できたので、アメリカザリガニとスジエビを手にとって 見てもらえるようにしました。 |
子どもがひとり、ふたりと集まり出すと、カメ水槽の周りはすぐに人だかりができます。 毎年同じ光景が見られますが、生きているカメを見るのがはじめて、 触るのがはじめてという子どもが必ずいます。 カメやザリガニを触った子ども達には、水道水を汲み置きしておき 必ず手を洗ってもらうようにお願いしました。 |
カメ水槽だけでなく、展示ブース内のポスター展示にも注目してくださる来場者の姿も 増えてきました。子ども連れの親子には、おさかなクイズにチャレンジしてもらいます。 |
水槽には、打上川治水緑地内の池で採集した魚やエビが泳いでいます。 これらは、当日朝2時間ほどで採集しました。 |
モツゴ、タモロコ、フナ、ヨシノボリ、ブルーギル、カダヤシ、 スジエビ、テナガエビが泳いでいます。 |
エコフェスタ会場である打上治水緑地公園内の池での採集については、 寝屋川市長の許可を得ています。 |
15時前に片付け開始。 現場で対応しているとアッと言う間に時間が来たような感じがします。 ブルーギル・カダヤシについては、特定外来生物に指定されているので適切に処置しました。 |
今回も大盛況のうちにイベントが終了しました。 今日の体験は、子ども達の心に印象に残ったものと思います。 身近な水生生物への関心が高まることを願っています。 スタッフの皆さん、ありがとうございます。そしてお疲れ様でした。 |