寝屋川市エコ・フェスタ 展示参加(2011/11/20)



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 打上川治水緑地内で開催された「第15回寝屋川市エコ・フェスタ」に参加しました。
 準備機材を積んだ車は、午前8時までしか会場内に入れないため、午前7時に現場集合で展示準備開始。
9時〜15時まで、1日だけの忙しいイベントです。
前日まで雨が降っていたので開催を心配していましたが、なんとかお天気はもちこたえました。
 当日は、会場の打上川治水緑地内の池で採集した魚を展示し地域住民や子ども達へ自然環境保全の大切さを訴えました。
また、地元の河川に生息している子ども達に人気の水生生物(クサガメ、アメリカザリガニ)を展示しました。
※打上川治水緑地内の池での採集は、寝屋川市長の許可を得て実施しています。

<文章・撮影:新城>
 

 
<寝屋川市エコ・フェスタ>
 
寝屋川エコフェスタ1 寝屋川エコフェスタ2
 
当会は、環境ゾーンに展示場スペースが割り振られていましたが例年と場所が変わっていました。
まずは、水槽の設置、展示物を並べる机のセッティングなどの準備作業を開始。
あれ?!・・・6枚要望していたポスターを貼るボードが1枚もない。
隣のスペースまではボードで囲まれているのに・・・我々はポスターなどの掲示作業ができません。
現状で出来るだけの準備をしました。
 
寝屋川エコフェスタ3 寝屋川エコフェスタ4
 
展示ブースの準備が一段落すると、さっそく展示魚の採集に入ります。 もちろん寝屋川市の許可を得ての実施です。
当会副会長の見事な投網さばきが、往来する人々の注目をあびます。
 
寝屋川エコフェスタ5 寝屋川エコフェスタ6
 
橋の上はあっと言う間にギャラリーでいっぱいになりました。
人はたくさん集まりましたが、ドロが深くて肝心の魚はあまり採れませんでした。
 
寝屋川エコフェスタ7 寝屋川エコフェスタ8
 
開場時間の午前9時早々に、子ども達がカメ&ザリガニ水槽に集まって来ました。
大人も子供も水槽を興味深く覗いておられました。
 
寝屋川エコフェスタ9 寝屋川エコフェスタ10
 
展示水槽には、投網やモンドリで採集した魚を順次入れていきました。
「水槽内の魚は、本日、打上川治水緑地内の池で採集した魚です。」との
コメントを掲示して、普段目にすることのない地元の魚たちをPRしました。
 
寝屋川エコフェスタ11 寝屋川エコフェスタ12
 
ブース内では、「おさかなクイズ」を実施。
地元の魚と外来種について知ってもらう内容になっています。
簡単なクイズから身近な水生生物への関心が高まることを願っています。
 
寝屋川エコフェスタ13 寝屋川エコフェスタ14
 
小さな魚はプラケースに入れて、当会スタッフが手にとって説明を実施しました。
魚の面白い生態などに興味を持って説明を聞いていただけたようです。
 
寝屋川エコフェスタ15 寝屋川エコフェスタ16
 
正面の水槽には大きなコイも入りました。
興味を持っている人には、当会スタッフが説明に入ります。
 
寝屋川エコフェスタ17 寝屋川エコフェスタ18
 
次々と人が集まってきます。
同時開催の「農業まつり」がひと段落して、エコ・フェスタへ人が流れてきたようです。
 
寝屋川エコフェスタ19 寝屋川エコフェスタ20
 
カメ水槽の周りには、子ども達が陣取りなかなか動かない状態でした。
子ども達には、魚よりカメの方に興味あるようです。
 
寝屋川エコフェスタ21 寝屋川エコフェスタ22
 
カメを触った後は、水槽横に置いたバケツで手を洗ってもらうようにお願いしています。
身近な水辺に棲む水生生物に触れる事で、興味を持ってもらえればうれしいです。
 
寝屋川エコフェスタ23 寝屋川エコフェスタ24
 
事務局本部にパネルを張るボードをお願いしたものが届きました。
持参した一部のポスター等を貼付けましたが、お客さん対応で忙しく、
思うようなレイアウトはできませんでした。
 
寝屋川エコフェスタ25 寝屋川エコフェスタ26
 
カメを手にして記念撮影という光景も見られました。
気温が下がって冬眠しかけているカメさんでしたが、この日は寝ている暇は無かったようです。
お仕事お疲れ様です。
 
寝屋川エコフェスタ27 寝屋川エコフェスタ28
 
ポスターを貼ると、じっくりと見てくださる方もたくさん来ていただけました。
やはり、掲示物があるのと無いのとでは人の流れも変わります。
 
寝屋川エコフェスタ29 寝屋川エコフェスタ30
 
今回は、特別に透明骨格標本をお借りして展示しました。
昨年のエコフェスタで採集したブルーギルやカダヤシを透明骨格標本化しています。
 
寝屋川エコフェスタ31 寝屋川エコフェスタ32
 
閉会時間が近づいても正面水槽につられて人が集まってきます。
今回は、新調したノボリを立てていたので目立っていたのかもしれません。
 
寝屋川エコフェスタ33 寝屋川エコフェスタ34
 
タモロコ(左)とモツゴ(右)です。今回、タモロコがたくさん採れました。
 
寝屋川エコフェスタ35 寝屋川エコフェスタ36
 
水槽内も魚でいっぱいになりました。
数時間でこれだけ魚を採ることができるというのも 地元では当会ならではのことだと思います。
 
寝屋川エコフェスタ37 寝屋川エコフェスタ38
 
寝屋川市内ではカダヤシがたくさん生息しており、メダカと間違えて飼育している
市民が多数おられますので、市民を対象としたわかりやすいポスターを作成しました。
右側は公園使用許可書です。
 
寝屋川エコフェスタ39 寝屋川エコフェスタ40
 
イベントの終了時刻となり片付けの開始です。
水槽の水抜き作業に時間がかかるので、他団体よりも撤収は遅くなります。
特定外来生物のブルーギル等は・・・適正に処理しました。
 
今回、展示した魚の尾数を計測しました。
モツゴ(141)、タモロコ(68)、フナ(36)、コイ(17)、シマヒレヨシノボリ(1)、
ブルーギル(141)、カダヤシ(5)、タイリクバラタナゴ(2)・・・合計411尾
前日の大雨で増水していたため、カダヤシはあまり採れませんでした。
期待したメダカも確認できませんでした。
スジエビは、たくさん採れましたが魚の餌になったようです。

今回も大盛況のうちにイベントが終了しました。
今日の体験は、子ども達の心に印象に残ったものと思います。

スタッフの皆さん、ありがとうございます。そしてお疲れ様でした。
 


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