寝屋川市エコ・フェスタ 展示参加(2009/11/15)



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 打上川治水緑地内で開催された「第13回寝屋川市エコ・フェスタ」に参加しました。
 準備機材を積んだ車は、午前8時までしか会場内に入れないので、午前7時には自宅を出発して準備開始。
倉庫から準備機材を積み込みや展示ポスターを担当したスタッフは数日前から事前準備があり大変でした。
このようなイベントでは裏方さんの活躍はあまり目立たないのですが、裏方さんの努力に感謝します。

 当日は、会場の打上川治水緑地内の池で採集した魚を展示し地域住民や子供たちへ自然環境保全の大切さを訴えました。
また、地元の河川に生息している子ども達に人気の水生生物(クサガメ、アメリカザリガニ)を展示しました。

<文章・撮影:新城>
 

 
<寝屋川市エコ・フェスタ>
 
寝屋川エコフェスタ1 寝屋川エコフェスタ2
 
当会は、環境のゾーンに展示場スペースが割り振られています。
まずは、水槽の設置、ポスターなどの掲示作業と展示物を並べる机のセッティングなどの準備作業を開始。
 
寝屋川エコフェスタ3 寝屋川エコフェスタ4
 
当会の活動内容、水生生物調査の様子などを紹介したポスターの掲示をしました。
入口には、投網などの採集用具もオブジェとして展示します。
 
寝屋川エコフェスタ5 寝屋川エコフェスタ6
 
子ども達に人気があるクサガメとアメリカザリガニもスタンバイOK!
90cm水槽には、会場内の池で採集する魚を入れる予定です。今日は、どれだけの魚が入るやら。
 
寝屋川エコフェスタ7 寝屋川エコフェスタ8
 
開場早々に、子ども達を引き付ける人気者は予想どおり、クサガメとアメリカザリガニでした。
 
寝屋川エコフェスタ9 寝屋川エコフェスタ10
 
展示ブース内では、当会スタッフが、カダヤシとメダカの違いなどを説明します。
寝屋川市内では、カダヤシがたくさん生息しているので、メダカと間違って飼育している人もたくさん居られます。
外来生物法に関する環境省の広報不足ということになりますね。及ばずながらスタッフは外来生物法の話題提供もしました。
 
寝屋川エコフェスタ11 寝屋川エコフェスタ12
 
展示ブース内の机では、おさかなクイズ(全7問)を実施しました。
簡単なクイズから身近な水生生物への関心が高まることを願っています。
 
寝屋川エコフェスタ13 寝屋川エコフェスタ14
 
展示ブース内は、来場者でいっぱいになりました。説明をするスタッフも大忙しです。
生きているカメやザリガニを初めて見るちいさな子ども達もいました。
 
寝屋川エコフェスタ15 寝屋川エコフェスタ16
 
正面の展示水槽も魚が徐々に増えて見学者を集めます。
周りの男の子がカメを触っているのを見て、女の子もカメを捕まえることができました。
 
寝屋川エコフェスタ17 寝屋川エコフェスタ18
 
おさかなクイズも人気があり順調に子ども達を集めました。
 
寝屋川エコフェスタ19 寝屋川エコフェスタ20
 
当会のブース内は、掲示物を見るだけでもかなり盛りだくさんだったと思います。
 
寝屋川エコフェスタ21 寝屋川エコフェスタ22
 
図鑑のように魚種と特徴が分かるパネルの掲示や、生きているメダカを手にとって見れるようにした展示をしました。
 
寝屋川エコフェスタ23 寝屋川エコフェスタ24
 
特にメダカとカダヤシについては、両者の比較を分かりやすくしたパネルを作成して掲示しました。
質問があれば、スタッフが実物を見ながら説明をしました。
 
寝屋川エコフェスタ25 寝屋川エコフェスタ26
 
正面の展示水槽には、会場内の池で採集した魚をどんどん入れていきます。
採れる魚はモツゴが大半でした。打上治水緑地内の池は全面魚釣り禁止となっていますが、
当会は寝屋川市長から公園使用許可を得て採集しています。
 
寝屋川エコフェスタ27 寝屋川エコフェスタ28
 
おさかなクイズに回答すると、もれなくもらえたのが、お手製のしおりです。
スタッフがこの日の為に、夜なべをしながら手作りしたものです。黒い玉はハスの実です。
 
寝屋川エコフェスタ29 寝屋川エコフェスタ30
 
プレゼントにひかれて老夫婦もおさかなクイズに挑戦?!
一方、ザリガニ&カメ水槽周辺は子ども達であふれかえる状態でした。
 
寝屋川エコフェスタ31 寝屋川エコフェスタ32
 
アメリカザリガニの掴み方も、一度教えれば後は簡単です。
男の子も女の子も上手に掴んでいました。
 
寝屋川エコフェスタ33 寝屋川エコフェスタ34
 
子どもがクサガメやアメリカザリガニを見ている間に、親が掲示物を読む姿や
アメリカザリガニを手に取り、昔はこれを食べたという年配者の姿もありました。
 
寝屋川エコフェスタ35 寝屋川エコフェスタ36
 
オオクチバスは採集できなかったのでホルマリン浸け標本を展示しました。
小さな個体しか展示できないので、インパクトに欠け注目度は低かったかもしれません。
生体展示ができるとかなりインパクトがあるのですが・・・。
 
寝屋川エコフェスタ37 寝屋川エコフェスタ38
 
今年は、風は強かったですが雨降りではなかったので人の流れが途絶えることありませんでした。
入口に設置している90cm水槽の集客力は相当のものがあったと思います。
 
寝屋川エコフェスタ39 寝屋川エコフェスタ40
 
イベントの終了時刻が近づいてもクサガメとアメリカザリガニの前には 子ども達の姿がありました。大盛況です。
 
寝屋川エコフェスタ41 寝屋川エコフェスタ42
 
水族館のタッチプール状態。
クサガメとアメリカザリガニには申し訳ないのですが、もう少し辛抱して〜!
 
寝屋川エコフェスタ43 寝屋川エコフェスタ44
 
水槽の脇に展示していた「がまの穂」。意外と知らない人がたくさん居られました。
水槽前に集まる大人達は、「昔は・・・」と子どもの頃の話が出てきます。
農業祭りも併設されていた為か、「この魚は売ってるのか?」という質問もありました。
 
寝屋川エコフェスタ45 寝屋川エコフェスタ46
 
午後3時の閉会直前の水槽はこのような状態になりました。
モツゴだらけ・・・模様状態になっているので、数をかぞえる気にもなりません。
展示物の説明の合間に、これだけの魚を採集してくれば立派なものだと思います。
 
寝屋川エコフェスタ47 寝屋川エコフェスタ48
 
午後3時、閉会の放送時間には撤収完了を目指しましたが、我々の撤収は水槽があるので少々遅れました。
9時〜15時のイベントなので、「準備が完了した!」と一息付いたら、もう「撤収!」という感じがします。
 
寝屋川エコフェスタ49 寝屋川エコフェスタ50
 
最後に、本日採集した魚を元の池に放流しました。
特定外来生物のカダヤシとブルーギルについては選別後、適切に処理しました。

今回も大盛況のうちにイベントが終了しました。
ブース内で撮影していると、子ども達からは、「初めて見た」、「初めて触った」 との声が聞こえてきました。
今日の体験は、子ども達の心に印象に残ったものと思います。

スタッフの皆さん、ありがとうございます。そしてお疲れ様でした。

 


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