寝屋川市エコ・フェスタ 展示参加(2006/11/19)



TOPへ戻る

 
「第10回寝屋川市エコ・フェスタ」に参加しました。
大阪府絶滅危惧T類に指定されているミズアオイ科の水生植物ミズアオイ保全活動に関するポスター展示や
会場である打上川治水緑地内の池で採集した魚を展示し地域住民や子供たちへ自然環境保全の大切さを訴えました。
また、地元の河川に生息している水生生物(クサガメ、ミシシッピアカミミガメ、アメリカザリガニ)を展示し、
ペット種のミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)などを安易に放流しないように訴えました。

<文章・撮影:新城>
 

 
<寝屋川市エコ・フェスタ>
 
寝屋川エコフェスタ1 寝屋川エコフェスタ2
 
打上川治水緑地にて開催された寝屋川市エコ・フェスタに参加しました。
当日はあいにくのお天気でしたが、予定どうり朝7時半から展示ブースの準備を開始しました。
 
寝屋川エコフェスタ3 寝屋川エコフェスタ4
 
今回も昨年と同様ポスター展示を中心に展示構成しました。
当会の活動内容、調査の様子や水生生物展示会の様子などを紹介したポスター展示。
 
寝屋川エコフェスタ5 寝屋川エコフェスタ6
 
淀川体験学習、ミズアオイと類似種との比較、種の休眠等に関する情報の紹介。
ミズアオイの自生地発見から保全作業に至るまでのポスター展示。そして会報誌の配布。
 
寝屋川エコフェスタ7 寝屋川エコフェスタ8
 
淀川左岸幹線水路で採集した、アユやハスなどのホルマリン標本展示。
もちろん人気者のアメリカザリガニとカメ(クサガメ、ミシシッピアカミミガメ)の生体展示。
 
寝屋川エコフェスタ9 寝屋川エコフェスタ10
 
90cm水槽には、現地で採集した魚をどんどん入れていきます。
泳いでいるのは大半がモツゴ、次に多いのがブルーギルでした。
 
寝屋川エコフェスタ11 寝屋川エコフェスタ12
 
現地での採集は、モンドリを1時間程度仕掛けて魚を採りました。
取れる場所は把握しているので、効率的な採集ができます。
 
寝屋川エコフェスタ13 寝屋川エコフェスタ14
 
展示品にも魚採り用の漁具(モンドリ、投網、大手ダモ、タモ網)を紹介しました。
 
寝屋川エコフェスタ15 寝屋川エコフェスタ16
 
フリーマーケットは雨により中止となったので、9時の開場となると早速お客さんが集まりました。
スタッフが、打上川治水緑地で当日採集された魚の説明などを行います。
 
寝屋川エコフェスタ17 寝屋川エコフェスタ18
 
年齢に関わらず、生き物は人の目をひきつけるようです。
 
寝屋川エコフェスタ19 寝屋川エコフェスタ20
 
当会ブース内では、カメとアメリカザリガニの水槽に子ども達が群がります。
 
寝屋川エコフェスタ21 寝屋川エコフェスタ22
 
水槽も人の目をひきましたが、奥に掲示していた大きなコイと子どもの写真も注目を浴びました。
 
寝屋川エコフェスタ23 寝屋川エコフェスタ24
 
昼を過ぎると雨も激しくなり、人がどんどん減ってきました。
展示ブースも早めに店じまいするところが増え、傘をさしてる人が逆に集まってきたのかも。
 
寝屋川エコフェスタ25 寝屋川エコフェスタ26
 
午後3時の閉会時には、周りはすっかり片付いてたような状況でした。
雨が降れば屋外イベントは辛いですね。
 
当日、現地で採集し展示した魚はモツゴ、ブルーギル、カダヤシのみでした。
スタッフが持参した生体は、クサガメ、ミシシッピアカミミガメ、アメリカザリガニでした。
二枚貝の標本はドブガイ、イシガイ、トンガリササノハガイ、マシジミを展示しました。
エコ・フェスタ終了後、ブルーギル・カダヤシは全数駆除した後、モツゴ等は元の池に戻しました。

今年は枚方市のイベントが無くなったので、寝屋川市エコ・フェスタに2年連続で出たのですが、
会場案内のパンフレットには昨年と同様、今年も当会の名称はありませんでした。
半分のスペースで名称が掲載されている団体、弁当が支給される団体、公用車を利用できる団体
・・・一般の市民団体から見ると行政主催のイベントには思うところがいろいろあります。

展示内容は、国土交通省の本庁から来られた方からも高い評価を得ました。
子ども達には、アメリカザリガニとカメがやはり人気。アメリカザリガニのオスとメスの違いなどを
子ども達やお父さん、お母さんに覚えてもらいました。

片付けを終えた後、Yさんから白浜土産の愛・・いや・・・アイ(アイゴ)の干物をいただきました。
さっそく夕食にイタダキマシタ。美味しいモノを有難うございました。(^^)
 


TOPへ戻る

ご意見、ご感想は BZB05541@nifty.ne.jpまでお願いします。

[PR]動画