「第9回寝屋川市エコ・フェスタ」に参加しました。 大阪府絶滅危惧T類に指定されているミズアオイ科の水生植物ミズアオイ保全活動に関するポスター展示や 会場である打上川治水緑地内の池で採集した魚を展示し地域住民や子供たちへ自然環境保全の大切さを訴えました。 また、地元の河川に生息している水生生物(クサガメ、ミシシッピアカミミガメ、アメリカザリガニ)を展示し、 ペット種のミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)などを安易に放流しないように訴えました。 「寝屋川市 美しいまちづくり表彰団体」として当会は寝屋川市長から感謝状をいただきました。<文章・撮影:新城> |
<寝屋川市エコ・フェスタ> |
打上川治水緑地にて開催された寝屋川市エコ・フェスタに参加しました。 朝7時に現地集合し展示ブースの準備を開始しました。 |
今回はポスター展示を中心に展示構成しました。 当会の活動内容、成田公園三ツ池の外来魚調査のポスター展示。 |
淀川左岸幹線用水路で行った水生生物調査の全データ集計表。 ミズアオイと類似種との比較、種の休眠等に関する情報。 |
ミズアオイの自生地発見から保全作業に至るまでのポスター展示。 |
ミズアオイの標本。 正式なものは、水生生物センター経由で、国立科学博物館、大阪市立自然種博物館、琵琶湖博物館に納入済み。 |
淀川体験学習や例会で採集した魚などの写真パネルの展示。 |
クサガメとミシシッピアカミミガメ、アメリカザリガニと二枚貝のイシガイが見えます。 |
会場を見回してみると人だらけ・・・かなりにぎわっていました。 |
午前10時から開催記念式典が開催されました。 感謝状贈呈式も行われ当会も寝屋川市長から感謝状を頂きました。 |
さて、当会ブースではスタッフが打上川治水緑地で当日採集された魚の説明をしました。 |
展示会場は子どもがいっぱい。子どもの大好きなカメとザリガニが居るのでいつも大賑わいでした。 |
子どもはカメとザリガニに群がりますが、お父さんはじっくりと展示パネルを見て行かれました。 |
ミズアオイの実も展示しました。この中に細かい種がたくさん入っています。 |
展示ブース前の水槽には、1時間置きにモンドリで採集した魚を追加しました。 採れるのはモツゴとブルーギルばかりでしたが・・・。 |
お昼を過ぎると水槽は魚だらけ・・・一日の成果です。 |
モツゴの中にタイリクバラタナゴの姿が目立ちます。 ブルーギルも稚魚ばかりで大きい個体は採れませんでした。 |
午後3時のエコ・フェスタ終了まで、カメやザリガニの周りには子ども達が集まっていました。 |
当日、採集し展示した魚は以下のとおりです。 モツゴ、ブルーギル、タイリクバラタナゴ、カダヤシ、ギンブナ。 スタッフが持参した生体は、クサガメ、ミシシッピアカミミガメ、アメリカザリガニ、イシガイでした。 エコ・フェスタ終了後、ブルーギルは全数駆除した後、モツゴ等は元の池に戻しました。 |