「クリーンリバー寝屋川作戦・秋」に参加しました。 クリーンリバー寝屋川作戦は、春と秋の年2回開催されています。 当会からの参加者8名は、幸町の親水公園前に出向きました。 クリーンリバー寝屋川作戦後に、一級河川寝屋川の水生生物調査を実施しました。 @ 2010クリーンリバー寝屋川作戦:11月7日(日)9時〜11時・・・8名参加 A 一級河川寝屋川調査:11月7日(日)12時〜15時・・・5名参加 ※ 幸町公園から上流に向かって、外環状線、寝屋川警察前・安全橋まで調査実施。 <文・写真:新城> 以下に、そのときの様子を一部お伝えいたします。 |
朝9時に受付にて記名をすませてから胴長(ウエーダー)に履き換えました。 川沿いには「クリーンリバーねや川」のノボリがたくさん立っていました。 |
川の中には、ビニール袋やビールの空き缶などのゴミが点々と・・・。 川の中のゴミは、胴長を履いてる私が回収。 |
枚方から自転車で参戦のM藤君は黙々とゴミを拾い集めていました。 |
S坂さんは、家族でクリーンリバー作戦に参加されました。 燃えるゴミはビニール袋、燃えないゴミは土嚢袋に分別して回収します。 |
水深の浅い親水公園周辺での清掃作業でした。 M藤君はゴミの一杯詰った袋を片手に戻って来ました。そろそろ清掃終了の時間です。 |
集めたゴミは陸揚げして、クリーンリバー寝屋川作戦は無事終了となりました。 今回は、12時から当会の事業として一級河川寝屋川 水生生物調査を計画しました。 |
水生生物調査のスタート地点は、幸町の親水公園。 上流に向かって魚採り開始。水深は浅く、流れも殆どない状態でした。 |
タモ網でまず確認したのは、特定外来生物に指定されているカダヤシでした。 同じく特定外来生物に指定されているブルーギルも確認しました。 |
砂地では、ドジョウを確認しました。また、モツゴの姿も確認できました。 |
コイとフナの姿も確認しました。 |
タモロコとオイカワの姿も確認。 以前は、かなりの数が採れたのですが・・・。 |
今回特筆すべきは、たくさんのヌマエビの姿。一度タモ網でガサガサすると数十匹のヌマエビが入りました。 それに混じる魚はカダヤシばかり・・・・。 |
カダヤシだらけの川で、なんとかメダカの姿も確認しました。 カダヤシ:メダカの比は500:1くらいの割合になっているとの印象を持ちました。 |
数年前に比べて魚の数は大幅に減少しているように感じました。 今回、アメリカザリガニが減少していることを確認しました。 たくさん生息していた特定外来生物のウシガエルのオタマジャクシも確認できませんでした。 下水道が整備されて川の水量が減り、親水公園化で水深が浅くなり流れもなくなり 水鳥の餌場となった感じがします。 ヌマエビとカダヤシがこれだけ増えたというのも捕食者である魚などが姿を消し、 食べられることが無くなったということかもしれません。 シジミ(タイワンシジミ?)もたくさん生息していました。 |
数年前まで、たくさんのメダカが生息していた溜まりは、本流側と繋がり
カダヤシだらけになっていました。 本日の調査はここまで。次回は、更に上流側の調査を計画中です。 なお、採集したカダヤシ・ブルーギルについては駆除済みです。 今回採集した水生生物の詳細データは次号の会報にて報告予定です。 <写真&文章:新城> |