6月4日(土)寝屋川市環境政策課主催の自然観察会(めだかを見つけよう)に参加しました。 今回も、寝屋川市より講師派遣の依頼を受けて当会会長が講師を担当しました。 一般参加市民の方が45名、環境政策課スタッフの方が5名、合計50名での観察会となりました。 当日の様子を一部、御紹介いたします。<文章:新城、撮影:古田> |
<自然観察会(めだかを見つけよう)> |
当日は、良いお天気に恵まれました。1時間前からいろいろと準備開始。 午前10時、参加者が打上川治水緑地の集合場所に集まってきました。 寝屋川市広報に情報が掲載されていたのでたくさんの市民が参加されました。 |
参加者に集合を呼びかけて、環境政策課課長の挨拶からメダカ調査はスタートしました。 続いて講師からの挨拶、そしてメダカとカダヤシの違いや見分け方などの説明をして 採集前に理解を深めてもらいました。 |
暑いので、参加者は日陰に入って講師の説明を聞きます。 魚を採るための、漁具(タモ網、モンドリ、投網)などの話が続きます。 |
続いて、実際に陸上で投網を投げてみます。 投網が広がらなかったら・・・講師として恥ずかしいところ。 なんとかキレイに広がり、魚がどこに入るのか、など投網の構造も説明しました。 |
せっかくなので、「投網を投げてみたい人〜っ!」と急遽募集。 子どもが手を挙げてくれたので、投網投げ体験教室の開催しました。 少し重たかったと思いますが、きれいに投げてくれたのでそこそこ広がりました。 |
陸上では、魚は採れないので・・・実際に池で投網を投げました。 参加者の期待も高まります。投網を持つ紐に少し当たりがありました。 初投げで20cmほどのギンブナがかかりました。 何度か投げて、ギンブナ、ブルーギル、モツゴなどを採集しました。 |
採れた魚を順次説明します。 特に特定外来生物に指定されているブルーギルやカダヤシに関しては念入りに説明しました。 |
続いて、少々歩いて一級河川 寝屋川に観察場所を移します。 タモ網を手にして皆さん、思い思いのポイントで魚採りを楽しんでおられました。 |
時間の経つのは早いもので、あっと言う間に予定時間になりました。 大きなクサガメを捕まえた子どももいました。 |
再び、打上川治水緑地に戻り今日のまとめを行いました。 一級河川寝屋川で採集した水生生物の説明をはじめます。 |
今回は久しぶりにメダカを確認することができました。 確認した魚種は以下の8種類。 フナ、コイ、モツゴ、ドジョウ、オイカワ、メダカ、カダヤシ、ブルーギル。 ほかの水生生物は、アメリカザリガニ、スジエビ、ヌマエビ、ミシシッピアカミミガメ、クサガメ、ヤゴ類 実際に採集して多くの生き物に触れることができました。 |
観察会が終了し、人が居なくなり池の周辺が静になるとカワセミが飛んできました。 彼らも魚がたくさんいる水辺があってこそ生きていけます。 街中にある水辺ですが、じっくり見ていると新しい発見があるかもしれません。 観察会などに参加することは、実際に自分で生き物を見て触わることができるので 自然の魅力に気が付く第一歩だと思います。 皆さんも自然観察会に参加されてはいかがですか? |
※来月(7月3日(日))にも自然観察会が実施される予定です。(寝屋川市広報6/15号参照) ※ブルーギルやカダヤシなどの特定外来生物は再放流せず現地にて適正に処分しました。 |