6月7日(土)寝屋川市環境政策課主催の「メダカ調査」に参加しました。 今回は、寝屋川市より講師派遣の依頼を受けて当会会長が講師を担当しました。 当日の様子を一部、御紹介いたします。<文章:新城、撮影:新城&仲島> |
<メダカ調査> |
午前10時に打上川治水緑地に集合。 環境政策課の皆さんの手により、水槽やタモ網等の準備はOK! |
参加者が全員集合して、環境政策課課長さんの挨拶で観察会のスタートです。 そのまま、当会会長に引き継いで、モンドリ、タモ網、投網などの漁具の説明に入りました。 |
事前に仕掛けておいたモンドリを子ども達の手で引き揚げます。 何か入ってるかな?モンドリに入ったのはモツゴとブルーギルでした。 |
お約束の投網も実際に投げてみます。 さて、何が入るか・・・ヘドロで真っ黒になった投網の中にモツゴとギンブナを確認しました。 |
ここで確認できた魚はモツゴ、カダヤシ、ブルーギル、ギンブナでした。 立派なハサミを持ったテナガエビの姿も確認できました。 |
アクリルケースに魚を移して、参加者にじっくりと見ていただきながら魚の特徴や生態の話をしました。 モツゴに寄生していたイカリムシを取り出して観察してもらったところ、かなりの注目を浴びました。 |
打上川治水緑地から道路を隔てた一級河川寝屋川に移動します。 先週からの雨で川の水量を気にしていましたが、なんとか川に入ることができました。 |
タモ網を手にして「ガサガサとこうして魚採りをするんだよ〜」と魚採りの実演。 皆さん、思い思いの方法で魚採りを楽しんでおられました。 |
ギンブナやモツゴの稚魚などを採集することができました。 ドジョウの稚魚もたくさん見られました。 |
予定時間になり、そろそろ終わりですよ〜の声。 時間ギリギリまで魚採りを楽しみました。 |
寝屋川では、なんとかメダカを数尾確認しました。 他に、オイカワ、ギンブナ、ヨシノボリ、カダヤシ、モツゴ、ドジョウを確認しました。 アメリカザリガニ、ヤゴ、ツチガエル、ミシシッピアカミミガメも確認しています。 |
打上治水緑地に戻り今日のまとめ。 採集した生き物の説明などをして2時間の観察会を終了しました。 |
質疑応答の後、みんなで記念撮影をしました。 |
予定時間が終了し片付けに入っていますが、生き物は子ども達だけでなく
大人もひきつけるようです。 |
図鑑で見るだけではなく、実際に触れることができるのが観察会の魅力ですね。 今回もかろうじてメダカを確認することができましたが、年々、メダカを採集するのが 難しくなっているように感じます。 水質はメダカが生息するには全く問題ない状況なのですが・・・。 |
※来月(7月6日)にも寝屋川公園内の打上川で観察会が実施される予定です。(寝屋川市広報6/15号参照) ※ブルーギルとカダヤシは再放流せず現地にて適正に処分しました。 |