7月4日(日)、寝屋川市自然を学ぶ会、寝屋川市環境政策課共催の「寝屋川の自然観察会」に参加しました。 今回は、寝屋川市より講師派遣の依頼を受けて当会会長が講師を担当しました。 「寝屋川市環境基本計画」に基づく寝屋川市内メダカマップ作りの一環ということもあり、 メダカに関する調査も実施しました。【メダカの生息と繁殖を確認しました】 晴天にもめぐまれたこともあって、大人と子どもを合わせ約100名が参加しました。 今回は、じっくり観察していただくために上流、下流の2班に分けて観察会を実施しました。 当日の様子を一部、御紹介いたします。<文章・撮影:新城> |
<寝屋川の自然観察会> |
挨拶や説明を終えて、待ちに待った川へと足を漬けます。 お母さんは、日焼け対策に大変だったと思います。気温32℃、水温31℃でした。 |
大阪府立高専前の名も無き鉄橋を境にして、上流班と下流班に分かれました。 こちらは上流班の様子です。下流班は、炭村先生が担当されました。 |
子ども達も熱心に魚採りをしていましたが、お母さんやお父さんも童心に返り 夢中になってタモ網を川に入れていたのが印象的でした。 |
この日の寝屋川は満員御礼・・・魚達も驚いていたと思います。(^^; 川岸の草の下をガサガサする玄人肌の子どもも居ました。 |
モンドリには、オイカワがたくさん入りました。 オスには綺麗な婚姻色が出ている個体が見られました。 |
モンドリを引き上げる作業中の写真です。 川の中にしゃがみこんでズボンは水浸し・・・(^^) |
プラケースに魚や水生昆虫を入れて、コレ何、コレ何と聞いてくる子どももたくさんいました。 イトトンボのヤゴが一番不思議な生き物であったようです。 マツモムシを採集された方も居られました。 |
府立高専の守衛さん配慮で、日陰を提供して頂きまして最後のまとめをしました。 魚類は、オイカワ、モツゴ、ドジョウ、ギンブナ、ブルーギル、オオクチバス、メダカ、 カダヤシ、タモロコ、コイ、タウナギ、ヨシノボリの12種を確認しました。 他に、ウシガエル、カメ(種類の確認は出来ず)、アメリカザリガニ、マツモムシ、 アメンボ、イトトンボのヤゴ、ギンヤンマのヤゴなどを採集・確認した方が居られました。 外来魚も居ますが、都市河川としては生物相が豊かになってきているように感じました。 |