寝屋川市広報誌にて募集のあった「教育委員会 教育センター 自然科学講座 自然コース全10回」の 第5回目「池の魚やいきものを調べよう」が深北緑地内の池で、平成17年6月18日(土)に実施されました。 当会の会長が講師を務めましたので、その様子を少し紹介いたします。 当日の午前中は、打上川治水緑地にてミズアオイの移植準備も行いましたので合わせて紹介します。 <文章・撮影:新城> |
<教育センター自然科学講座> |
教育センターに集合した参加者はマイクロバスに乗って深北緑地へ到着しました。 まずは、教育センタースタッフが準備したペットボトルを利用したモンドリの製作です。 |
最後の仕上げは、お父さん、お母さん。 さて・・・何が入るやら。 |
実物のモンドリ(セルビン)を手にした講師から、魚が入る仕組みなどの説明を受けてから 子ども達が実際に池にモンドリを仕掛けに行きました。 モンドリを上げるまでの間、講師が投網を打ち、フナやコイ、モツゴなどを採集しました。 陸上では、お父さんに登場していただいて投網打ちの体験もしていただきました。 |
各自がモンドリを引き上げ、モツゴやスジエビが入っている事を確認しました。 最後に採集した魚などの説明を行い解散となりました。 当日に採集した魚はギンブナ、ヘラブナ、コイ、モツゴ、ヨシノボリ、カダヤシでした。 |
<ミズアオイ移植準備2> |
昨年、環境省レッドリストで絶滅危惧U類、大阪府絶滅危惧T類に指定されているミズアオイ科の 水生植物ミズアオイが寝屋川市内の水路で自生していることを発見しました。 水生生物センターの指導を得て移植の計画をしておりましたが、行政からの許可が下りましたので 当会スタッフが6月4日に続き2回目の移植準備作業を行いました。 |
ヨシの根を掘り起こす作業は大仕事です。 スコップで根を切り少しづつ掘り起こしていきます。 |
数分で汗だくになる重労働ですが、なんとか今年度ミズアオイを移植をするスペースを確保しました。 ヨシの根の侵入防止の為に矢板を打つ作業を残して今回の準備作業は終了としました。 |