「天野川水生生物調査」が7月13日(土)、14日(日)の2日に渡って実施されました。 当初は13日(土)に実施予定でしたが、台風の影響で川が増水しており順延されたものです。 増水時の濁流状態と平常時では、魚の採れ方も異なっていました。 やはり流れが速くなると魚達は集団で流れの緩いところへ避難するようです。 特にメダカやオイカワなどの幼魚は集団で濁流がおさまるのを待っていたようです。 今回は、13日の増水時に見られた魚を御紹介いたします。 <文章:新城> |
<天野川水生生物調査> |
ゴイサギ・・・いや日中だし、ササゴイでしょうね。 増水した濁流の中の魚を狙っています。 私達もこんなに流れの速いところには近づくことはできません。 |
増水して平常時は水上にある草も水没していました。 写っている二人は「水辺に親しむ会」の会員です。 |
ヘビにも間違えられることもある、外来魚のタウナギという魚です。 ウナギと違いヒレが一枚もありません。4〜5匹採集しました。 |
婚姻色も鮮やかなオイカワのオスです。 オイカワはたくさん見られました。 |
写りが悪いですが、メダカです。 たくさん見ることができました。 |
ナマズの幼魚です。 これもたくさん見ることができました。 |
オオキンブナかギンブナかゲンゴロウブナか・・・フナの同定は結構難しいです。 通常はギンブナとしてしまうことが多いような気がします。(^^; |
ナマズに似ていますが、こちらはギギです。 尾びれの形などナマズと異なっています。 |
ドンコの幼魚とメダカの成魚です。 どちらもたくさん採集することができました。 |
左からウシガエルのオタマジャクシ、真ん中がナマズの幼魚、下にいる小さいのがメダカ。 網の下にはイトトンボのヤゴも写っています。 オタマジャクシとナマズは似てるけど、ヒゲの有無で違いが分かりますね。 |