「天野川水生生物調査」(2002/07/13、14)



TOPへ戻る

 
「天野川水生生物調査」が7月13日(土)、14日(日)の2日に渡って実施されました。
当初は13日(土)に実施予定でしたが、台風の影響で川が増水しており順延されたものです。
増水時の濁流状態と平常時では、魚の採れ方も異なっていました。
やはり流れが速くなると魚達は集団で流れの緩いところへ避難するようです。
特にメダカやオイカワなどの幼魚は集団で濁流がおさまるのを待っていたようです。
今回は、13日の増水時に見られた魚を御紹介いたします。
<文章:新城>

 

 
<天野川水生生物調査>
 
天野川1
 
ゴイサギ・・・いや日中だし、ササゴイでしょうね。
増水した濁流の中の魚を狙っています。
私達もこんなに流れの速いところには近づくことはできません。
 
天野川2
 
増水して平常時は水上にある草も水没していました。
写っている二人は「水辺に親しむ会」の会員です。
 
採集魚1
 
ヘビにも間違えられることもある、外来魚のタウナギという魚です。
ウナギと違いヒレが一枚もありません。4〜5匹採集しました。
 
採集魚2
 
婚姻色も鮮やかなオイカワのオスです。
オイカワはたくさん見られました。
 
採集魚3
 
写りが悪いですが、メダカです。
たくさん見ることができました。
 
採集魚4
 
ナマズの幼魚です。
これもたくさん見ることができました。
 
採集魚5
 
オオキンブナかギンブナかゲンゴロウブナか・・・フナの同定は結構難しいです。
通常はギンブナとしてしまうことが多いような気がします。(^^;
 
採集魚6
 
ナマズに似ていますが、こちらはギギです。
尾びれの形などナマズと異なっています。
 
採集魚7
 
ドンコの幼魚とメダカの成魚です。
どちらもたくさん採集することができました。
 
採集魚8
 
左からウシガエルのオタマジャクシ、真ん中がナマズの幼魚、下にいる小さいのがメダカ。
網の下にはイトトンボのヤゴも写っています。
オタマジャクシとナマズは似てるけど、ヒゲの有無で違いが分かりますね。
 
 



TOPへ戻る

ご意見、ご感想は BZB05541@nifty.ne.jpまでお願いします。

[PR]動画