淀川左岸幹線水路での水生生物調査が平成21年10月18日(日)に実施されました。 前日の雨も上がり、例会の日は良いお天気に恵まれました。 例会の時、いつもお天気が良いのは参加者の日頃の行いが良いのかな?! 当日の気温は午前10時に21℃、定点ポイントで計測した水温の平均値は19.4℃、PH7.31でした。 参加人数は子ども2名を含む20名となりました。 当日の例会の様子を一部、御紹介いたします。<文章・撮影:新城> |
≪活動支援御礼≫ ◎本活動は、寝屋川市の平成21年度公益活動支援公募補助金を受けています。 ◎本活動は、寝屋川ロータリークラブ 第6回市民活動支援基金(ニコニコ基金)を受けています。 |
<淀川左岸幹線水路 水生生物調査> |
例会当日の朝、スタッフは8時30分に集合して準備開始。
9時には参加者が揃ってミーティングを始めます。 今回は、寝屋川市環境基本計画(2001年〜2010年)の見直し準備の為、 寝屋川市から取材がありました。 |
事前の依頼どうりに川の減水も完了しており、早速、川へ降りて調査開始です。 |
市内在住の千尋ちゃんが両親と一緒に初参加。 タモ網を持つ姿はなかなかのものです。 |
川底に一本のスジ・・・イシガイの足跡です。 石の裏には、カワヒバリガイもまだ付いていました。 |
定点ポイントを移動しつつ投網を投げていきました。
しかし、魚の姿が殆どありません。 採取尾数を数えると真冬(1月)の例会と間違うような状況でした。 |
定性調査のタモ網部隊に期待するより他ありません。 定性調査で何種類の魚の姿が確認できるのでしょうか。 |
何が入ってる?!と皆が一斉にタモ網に注目。 GETした魚は・・・。 |
最終ポイントの調査を終えて帰途につきます。 足元がすべるポイントなので慎重に歩きます。 |
投網の調査が早く終わったので、大手ダモを利用してみます。 網に向って二人で魚を追い込みました。 |
大手ダモにフナがかかりました。千尋ちゃん触れるかな? |
川での調査が終了し、魚の計測作業に入ります。 今回は、定量調査での採集数が少ないので、計測は比較的早く終わるかも。 |
採集した魚をアクリルケースに入れて、ハイポーズ! 地元の淡水魚を目の前で見る機会はあまりないのでしょうね。 |
左はハス、右はヌマチチブ。オイカワの姿は見えなかったけどハスの姿を確認しました。 |
魚の計測が終わったので、二枚貝の計測に移ります。 |
ミシシッピアカミミガメ&クサガメ。水草は仕分けをして種類を同定。 |
計測後の魚を淀川左岸水路に戻す前に、しばし観察タイム。 |
本日の調査データのまとめの発表と寝屋川市環境基本計画に関するヒアリングを終えて 秋の例会は無事に終了しました。 計測用具、漁具等の後片付けをして・・・皆さん、お疲れ様でした。 |
【今回の採集状況】 今回採集した魚種は、ニゴイ、ハス、カネヒラ、コウライモロコ、フナ、モツゴ、コイ、 カマツカ、カダヤシ、ヌマチチブの10魚種を採集。目視でタウナギを確認。 しかし、採集尾数は大幅に減少しています。 貝類は、イシガイ、ササノハガイ、シジミ、カワヒバリガイが採集・確認されています。 水草は、クロモ、ハゴロモモ、オオカナダモ、セキショウモ、ヤナギモ、ササバモ、 ホソバミズヒキモ、マツモ、エビモの9種が確認されています。 他には、アメリカザリガニ、ヌマエビ、クサガメ、ミシシッピアカミミガメを確認。 詳細データは次号の会報にて報告予定です。 |